過去の記憶を鮮明に描く人の文章を見ると

自分が刻み込まれた記憶をうまく言葉にできないことに気づく

どんなに綺麗な出来事も手垢で汚れてしまう


膨大な記憶の中の引き出しを

うまく使いこなすことができないのだ きっと

整理整頓をすることができない僕は

記憶の中も散らかっているのだろう


何もかも自分の身体の不都合のせいにする

そうすることで 僕は逃げ続けてきたんだ

うまい言い訳を思いついたものだ

嘘ばかり上手くなっても 日々は過ぎていくというのに


紡いでおくべき出来事を

ほったらかしにしてきたことを悔いる

ごめんな 僕の青春の日々