壊れかけたベッドの上

煙草のケムリ 扇風機の風

目に染みる 朝日の光に

噛み殺す 退屈の文字


壁に掛かった卸したてのシャツ

紙に書いた落書きが揺れる

何もない 午後の予定

眠るだけで 僕は幸せだった


蛇口から出る 水道の水は

都会色に染まりすぎてて

20を目前にした僕にとっては

刺激的過ぎる 受け付けない味


最近聞こえなくなった風鈴の音

人工的な風に包まれる身体

外を流れる 夏色の風と

似て非なる微かな温もり


生まれてきたこの地球(ほし)で

新しいものを生み出し 古いものを愛する

大好きなものを 一途に想うこと

ヒトだけに見れる 特殊な感情