悴む手を擦りあわせながら
寒空の下を歩く
学校への呼び出し
あいつらしいなと思う
幼い頃 共に通った小学校
校門の前で深夜の待ち合わせ
そういえば昔も
よく呼び出されてたっけ
高校受験
お互いの進路は違っていた
僕は地元の公立高校
彼は都内の有名私立高校
陸上が得意な彼は
推薦入試で入学確実と言われていた
僕はギリギリで受かるか受からないか
そんな 瀬戸際の中必死で勉強していた
話があると言って
彼は僕をよく呼び出した
話があるというのは口実で
僕らはくだらない話ばかりしていた
悪友の一人が告白して玉砕しただとか
冴えない男が学年一の美人と付き合ってるだとか
中学生活の笑ってしまうような話
白い息吐きながら 話していたっけ
久しぶりの再開
彼の外見はガラリと変わっていた
耳にはピアス 髪は金色に染まっていた
あまりのギャップに 僕は思わず吹き出した
彼は真っ赤な顔をして怒ったけれど
しばらくしたら一緒になって笑った
お互いの近況について話した
僕は相変わらず勉強が駄目で
地元の三流大学に通っている
彼は都内の有名私立で陸上を続けたものの
先輩のシゴキに耐えかねて退部
その後に浪人して遊んで過ごしているらしい
けれど 僕には彼が遊んで生活しているだけには見えなかった
何かの夢のために必死で努力しているんじゃないだろうか
外見は変わってしまったけれど 全然垢抜けて見えなかった
むしろ あの頃よりか生き生きしているんじゃないだろうか
その証拠に ほら
缶コーヒーを僕に投げてくれた
寒さに凍えた手を一緒に温めた
行き場を失った僕に
そっと手を差し伸べてくれた
彼は何もかもを知っているのかもしれない
道を探し出す術や それを成し遂げる方法を
それになやんでしまう少年や少女を
缶コーヒーにはそんな彼の暖かさが詰まっていた
寒空の下を歩く
学校への呼び出し
あいつらしいなと思う
幼い頃 共に通った小学校
校門の前で深夜の待ち合わせ
そういえば昔も
よく呼び出されてたっけ
高校受験
お互いの進路は違っていた
僕は地元の公立高校
彼は都内の有名私立高校
陸上が得意な彼は
推薦入試で入学確実と言われていた
僕はギリギリで受かるか受からないか
そんな 瀬戸際の中必死で勉強していた
話があると言って
彼は僕をよく呼び出した
話があるというのは口実で
僕らはくだらない話ばかりしていた
悪友の一人が告白して玉砕しただとか
冴えない男が学年一の美人と付き合ってるだとか
中学生活の笑ってしまうような話
白い息吐きながら 話していたっけ
久しぶりの再開
彼の外見はガラリと変わっていた
耳にはピアス 髪は金色に染まっていた
あまりのギャップに 僕は思わず吹き出した
彼は真っ赤な顔をして怒ったけれど
しばらくしたら一緒になって笑った
お互いの近況について話した
僕は相変わらず勉強が駄目で
地元の三流大学に通っている
彼は都内の有名私立で陸上を続けたものの
先輩のシゴキに耐えかねて退部
その後に浪人して遊んで過ごしているらしい
けれど 僕には彼が遊んで生活しているだけには見えなかった
何かの夢のために必死で努力しているんじゃないだろうか
外見は変わってしまったけれど 全然垢抜けて見えなかった
むしろ あの頃よりか生き生きしているんじゃないだろうか
その証拠に ほら
缶コーヒーを僕に投げてくれた
寒さに凍えた手を一緒に温めた
行き場を失った僕に
そっと手を差し伸べてくれた
彼は何もかもを知っているのかもしれない
道を探し出す術や それを成し遂げる方法を
それになやんでしまう少年や少女を
缶コーヒーにはそんな彼の暖かさが詰まっていた