カーテンを揺らす穏やかな風を見て
ふと はるの事を思い出す

僕の中のはるはとても穏やかだ
何もかもがゆっくりと流れて
僕はそれに身を任せている
実に居心地がいい

はるは突然やってきて
いつのまにか僕を包み込んでいる

はるは孤独な僕を暖かく迎える
独りっきりの僕を受け入れる
ただ ぼんやりとそこに座る
ただ ぼんやりと空を見上げる

はるが去っていく
僕の前から少しずつ遠ざかっていく

少しずつ距離が広くなって
いつのまにかいなくなってしまう
すると 僕は独りっきりじゃなくっている
共に生きる仲間が ほら

また はるはやってくるだろうか
仲間のいる僕のもとへ



四季を読む詩人に44のお題
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