
小学校の思い出。
1年に1回の一大イベント、遠足が大嫌いだった。
友達がいなかったから。
当時、引っ込み思案で無口だった私。
友達なんてほとんどいなかった。
休み時間は、図書館で借りた本をずっと読んでいた。
おかげで、「本好き」というイメージがついた。
(別に読書は好きじゃない…。)
たまに鬼ごっこに誘われて参加したけど、それでも仲良しの子はいなかった。
子供にとって、遠足は楽しみなことだと思う。
学校外でのイベント
友達とお喋りしながら目的地を目指す
母親の手作り弁当
おかずを友達と交換する
けど、友達がいない私は嫌で嫌で仕方なかった。
特にお弁当の時間。
移動は班行動だったので、そこまで嫌ではなかったが、お弁当は自由だったので友達同士で食べる。
誰とお弁当食べよう…。
考えただけで嫌で、なんとか遠足を休めないか考えた。
母親に「一緒にお弁当食べる友達いないから遠足行きたくない」って言うのは、恥ずかしくて出来なかった。
体調不良で嘘つくのもできなかった。
だから、遠足前日は水シャワーを浴びて風邪を引かないか期待した。
天気予報で雨になって、遠足中止にならないか期待した。
結局、期待は外れるもの。
風邪を引くこともなく、遠足が中止になることもない。
いつものランドセルではなく、母親が作ったお弁当が入ったリュックサックを背負って遠足へでかける。
目的地へ移動中もお弁当の時間だけ考えてた。
「どうしよう、誰か誘ってくれないかな」
「雨が降って帰ることにならないかな」
「何か事故が起こってくれないかな」
けど、結局何も起こらず。
無事に目的地につき、お弁当の時間。
先生が、「自由にグループ作ってお弁当たべましよう!」と声を掛けると、周りで誘い合ってレジャーシートを広げる子たち。
私はドキドキしながら、誰か声をかけてくれないかずっと立っていた。
誰も私を誘ってくれず(気づかず)、友達同士でキャッキャしながらお弁当の準備。
どうしよう、どうしよう、、
立っているしかない私に気づいた先生が大声で、
〇〇さんが一人だよ!!
みんな誘ってあげて!!
みんなの視線が私に注がれ、
〇〇ちゃん、食べよー!
〇〇ちゃん、おいでー!
と誘ってくれるみんな。
恥ずかしくて泣きそうになりながらも、みんなの輪に入りお弁当を一緒に食べた。
このやりとりが、友だちができる小学校高学年まで毎年行われる。
遠足だけでなく、運動会でもそうだ。
小学校低学年の頃は友だちがいなかったので、学校のイベントは何一つ面白くなかった。
誘われるのを待つ自分が情けなかった。今も、受け身人間だ。
唯一自分を褒めるところは、ズル休みしなかったこと。そこは褒めてあげたい。
今は、私にも子供がいる。
成長して小学校に行くようになり、子供も私と同じように友だちができず、
「遠足行きたくない」と言ってきたらとうしよう。
気持ちは十分わかる。
行きたくないなら別に行かなくてもいいと思うけど、それが正解なのかわからないな…。
