豚つくね&万能だれ
中華料理の食材として利用されることが多いニラ。ビタミン類やアリシン、
葉酸など、健康に役立つ栄養素がたっぷり含まれています。生でも加熱しても
食べられる野菜で、メインのおかずにもなれば、タレに使う薬味にもなります。
豚つくね
肉厚で柔らかく風味豊かな旬の「ニラ」を、たっぷり使った
「豚つくね」(NHK「朝いち」)
豚ひき肉、、しょうが汁、片栗粉などと混ぜ合わせて肉ダネを作ります。
一口大に丸く成形したら両面を焼き、しょうゆベースのタレをからめて
出来上がり。卵の黄身をつけていただきます。
材料(2人分)
● (1) ニラ 1/2束(50g)
● A
・豚ひき肉 200g
・しょうが汁 (小)1かけ
・片栗粉 大さじ1
・塩 少々
● 卵の卵白と卵黄に分ける 1個
● 植物油 大さじ1
● B
・しょうゆ 大さじ1
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・砂糖 大さじ1/2
作り方
ニラの根元に近い白っぽい部分は、みじん切り。緑の部分は3~5mm幅に刻む。
ボウルにAと卵白を入れてよく混ぜ合わせる。(1)のニラを加えてさらに混ぜ
合わせる。8等分にし、丸く成形して軽くつぶし、植物油をひいたフライパンに
並べて約2分間中火で焼く。
肉の厚みの半分くらいが白っぽくなったら上下を返しながら煮からめる。
器に盛り、黄身をつけて食べる。
ニラの根元の白っぽい部分には、アリシンが豊富に含まれており、細かく
刻むとさらに増加します。捨てずに使い切りましょう。
万能だれ
ニラをたっぷり使い、しょうゆと砂糖を合わせただけの簡単な「万能だれ」。
冷ややっこ、水ギョウザ、ゆで豚、蒸し鶏などの、タレにおすすめです。
材料(作りやすい分量)
● ニラ 1/2束(50g)
● A
・しょうゆ 大さじ4
・砂糖 小さじ1
作り方
ニラの根元に近い白っぽい部分は、みじん切り。緑の部分は3~5mm幅に刻むみ、
保存容器に入れる。
Aを加えて混ぜ合わせ、常温んで20分間以上おいてなじませる。
※冷蔵庫に一晩おくと香りがマイルドになり、冷蔵で4~5日間保存可能。
ニラの旬は春ですが、今はハウス栽培が盛んで季節を問わずいつでも
利用できます。できるだけ新鮮なニラを選んで美味しく調理しましょう。
補記
ニラの効果効能
・ビタミンK:骨の形成を助ける…
・ビタミンA:(β-カロテン):免疫機能を維持する…
・葉酸:貧血予防に…
・ビタミンE:老化や動脈脈効果を抑制する…
・ビタミンC:肌荒れや体の廊下を防ぐ…
・カリウム:むくみを解消する…
・食物繊維:腸内環境を整えて便秘を防ぐ