オレガノを育てて

 

 

 

オレガノは成長の早いハーブです。

5~6年前、1つの小さな鉢植えからスタートしたオレガノは、

あっという間にプランターを覆うまでになりました。

その後、庭のある住まいに移り、オレガノも移植。

刈り取ってもどんどん拡がっていくので、フェンスで囲い(90×120)ました。

それでも囲いを越えて、他の植物の領域まで拡がって行きます。

刈り取れば刈り取った分、さらに成長するので、

一人暮らしではとても使いきれません。

友人や生徒のお母さんとか周りの方たちへ、おすそ分けをしてきました。 

収穫から水洗い、乾燥まで、なかなか手がかかります。

 

  今年初のオレガノの収穫

 

しばらくほったらかしにしていたオレガノは、

古い枝を伸びるに任せ、葉も小さく赤茶けています。

この春先、思い切って根元からすべての枝を刈り取りました。

手に余る状況を脱却するには、別の植物への植え替えか、それとも縮小か‥

決断が付かないままでいると、根元から無数の新芽が出ているのです。

そして迷う間もなく、伸びた新しい枝にびっしりと葉を茂らせ、

たちまちのうちに、囲いを越えんばかりまでに成長していました。(写真)

 

一面に拡がった緑の眺めは、それだけでも心が落ち着くものです。

せっかく育ったオレガノ。

無駄にせず生かしながら、利用すること考えました。

お料理はもちろん、生け花に合わせて観賞用にしたり、

希望する方には株を分けたり、いろいろ用途はあります。

そうそう、葉が伸びた初夏のころには、可愛らしいピンクの花を咲かせ、

ドライフラワーも楽しめます。

 

 

さっそく、料理用に収穫です。

籠に一盛りのオレガノを刈り取り、ただいま乾燥中。

乾燥するまではフレッシュで試してみます。

夕食のピザ風プレーンオムレツに、生葉を使ってみました。(写真)

 

  オレガノのこと

 

トマトソースやピザなどではおなじみのオレガノ。

生葉は少しクセが強いので、料理には乾燥させて使うのが良いです。 

私は、サラダ、シチューや煮物、炒め物などどんな料理にもつかいます。

味にコクが出るよう気がします。

ティーとしては、好みによりますが、乾燥させたドライタイプでも、

生のままでも味わえます。

原産はヨーロッパ、西南アジア。

多年草で、根茎が30~60cmくらいに伸びて、拡がっていきます。

寒さにも強く、丈夫で大変育てやすいハーブです。

 

しっかり水気をとり、束ねてつるします。