森良太さん「apples」
オールセルフで作られた音源◎
作詞作曲は勿論、
全ての楽器を1人で演奏し、
1人でレコーディングする。
レコーディングするレコーダーが、
カセットテープに音を録音するレコーダー、
今時はコンピューターにデジタルレコーディングする時代で
博物館にあってもおかしくないレコーダーでのレコーディング。
同じスタジオを使ってて
ずっと作業をしてたのを知ってたから、
とても完成が楽しみだった◎
早速聴いたんすけど、
あー◎テープで録られた音だなー◎
て、
テープならではの独特な膨よかな音◎
特にドラムを録った時に違いが凄く分かる◎
歌詞も読みながら聴いて、
そのテープの音を聴いて、
しんみりした気持ちと、
ワクワク感が入り混じる、
要するにとても良い音源だと言う事。
テープでのレコーディングて細かいセッティングだったり、工夫が必要なんす。
そんな話を森さんとしてて、
そう言えば学生時代に授業で使ってた
Hi-8のテープを持ってるのを思い出した。
Hi-8て言うのは、
昔の8ミリの家庭用ビデオカメラに使われてた企画のテープ、
テープ1本つき8トラック
だいたい24トラック使ってレコーディングするから3本
3台のデッキを同機させてレコーディングをするんす
何を録ったか覚えて無いし、
再生出来る環境が無いから、
もーほぼ聴けないもの。
ホンマに単純な装置だと思うんだ、
コンピューターに比べると。
でもこの音って、
この音なんす
変な言い方やけどw
厳密に言うと今の技術の方が音が精密に録れるんかもしれんけど、
やっぱ、良い音やなーと思った◎
少しこもって聴こえるけど、
その感じも良い、
不思議と聴こえて無かった部分も聴こえてくるし◎
僕自身も中学からバンドを始めて、
高校の時に4トラックのカセットMTRでバンドの録音してたヤツだから、
そのころの事まで思い出して、
とても心が揺れる音源だった◎
森さんの音楽に向かう姿勢が、
いつでもとても真摯でハンサムだ◎
今回も素敵な作品、
ありがとうございます!!