冬になると、どこの洋服屋さんのショーウィンドウも暗い色で飾られる。
黒、灰色、茶色、などなど・・・
あれが僕は嫌いで嫌いでたまらない。
そうでなくても冬はあまり好きではないのに、余計に暗い気分にさせてくれる。
まぁ、それ以外にも一般的に「暖色系」と呼ばれる色の洋服も並ぶけど、果たして暖色系を見ると人は暖かさを感じるのだろうか???なんて事思ったことありません?
ちょっと試しに今日は遊んでみましょうか?
まずはこちらの写真をご覧ください。
イイ写真ですよね。海に向かって下っていく坂道。そこに自転車に乗ってアロハを着た男性が一人。
夏を想起させる写真だと思いません?何となく暖かさを感じません?
でもね、写真をもう一度よーく見てください。
空の色と海の色、それすなわち「ブルー」。寒色系のカラーが大半を占めているんですよね。
なのに、人はそこに夏を感じます。
寒色系=寒い色では決してないんです。
あくまで「寒色系」と呼ばれているだけのもので、寒色系の色を見れば人は寒さを感じるか?というと答えは「否」なんですね。
んじゃ試しにもう一個写真を・・・
はい。誰が見てもわかるストーブの画像です。
オモクソ暖色系ですわな。なんてったって火の色ですからね。「暖色」と呼ばれる色が目を引きます。
はてさて、そんな暖色系のストーブの画像・・・あなたは暖かさを感じました?
多少は感じるかもしれませんね。「火」そのものを想起させてくれる色合いですから。
でも、そこには「夏」を想起させるものは何一つ感じなかったと思います。
夏の爽やかな風、あの日差しと解放感、、、そういったものが「暖色系」と呼ばれる色からはなかなかイメージしにくいんです。
まぁつまり言葉のマジックもあるんだよ。てなことが言いたいわけなんですな。
「寒色」=寒い色ではありません!=あくまでそう表現されているだけの便利な言葉なんです。
「暖色」=暖かい色ではありません!=あくまでそう表現されているだけの便利な言葉なんです。
今ぐらいの時期になってくると、一年中アロハシャツっていう人も、ブルーなどの寒色系を意識的に避けることがあります。
でもね、そんな必要なんて全然ないんですよ!
ブルーのアロハシャツ見て「海」や「夏の空」を思い浮かべて、そこから暖かさを感じ取る人だって多いんです。
何も自分の着たい色なのに、それをムリクリ避ける必要なんてどこにもないんですね。
思いっきり自分の着たい色を着て、冬もアロハを楽しむ!これが正解であり、私たちアロハシャツファンの進む王道だと思うのです!!
くれぐれも「寒色系」「暖色系」といった言葉のマジックだけに騙されて自分の世界を狭めませんように!
よりアロハシャツの世界が広がるように、既成概念にとらわれず、自由にアロハシャツを着ましょうよ!
何度でも繰り返し言いますが、、、「アロハシャツは自由だから楽しい!」んです。
自由を奪われたらそれはアロハシャツではないただのシャツ!
どうぞどんな季節でも自由にアロハシャツを楽しむ、そんな心の余裕と考え方・・・ぜひお暇な時にでも再考してみてください。
必ず新しいアロハシャツの世界が見えてきますから・・・(^^)/
以上!アロハシャツの専門店WAKU・WAKU 店長 遠藤雅之でした!
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