みなさまこんばんは。
今日も1日お疲れさまでした。

ALOHAPOOL店主の眞野です。

枇杷は、お好きですか?
今日は枇杷のお話。



ALOHAPOOLひこねの庭には大きな枇杷の木が数本あります。
これは2月頃の枇杷の木です。
 

小さな枇杷の実が、これからどんどん大きくなろうとしていますね
枇杷の木は生命力が強く、庭に植えるとどんどん大きくなるんですって。


こう見えてバラ科の植物。
 


バラ科の植物に含まれる

がんの治療薬として使用されているビタミンB17は

枇杷の持つ、アミダグリンという成分。
その成分が、枇杷にはたくさん含まれています。



他にも、喘息や、肝硬変、糖尿病、美容、その他外傷などにも良いとされ、
"仏教医学"では、
枇杷の木は『大薬王樹』と言われて

お釈迦様はこの枇杷が

『すべての病気を治し人々を救う~』と言われたそうです。
枇杷は、実、葉、種のどこをとってもその薬効は優れています。
まさに生命の樹!

 

 

ですが、なんでも取りすぎは要注意。

そして、特にをそのまま加工したものや

料理でそのまま煮出したものはシアン化合物という物質が

体内の分解の工程で青酸となり

それが大量になると頭痛や吐き気などを催す原因となるようです。

摂取量には十分ご注意くださいね。

 



聖徳太子の思い

またもう少し調べてみますと
奈良時代の「施薬院」というのは、
聖徳太子が作った庶民救済施設・楽園。と出てきます。




聖徳太子は慈悲の思想に基づき、
怪我や病気の人々を救うために
施設を四天王寺内に作り、


そしてその土地に薬草を植えたそうです。
この薬草の中に、枇杷の木もありました。

ここから、お寺には必ず枇杷の木が植えられるようになったのですね。



 

さらに今でこそ
妊婦の体作りのために推奨されて知られている『葉酸』も含まれているようですよ。


そんないいもの、めちゃめちゃ近くにあったんかー!
ということで、早速
枇杷茶作り、開始!

葉っぱをつみつみ。。。
 

 



枇杷の葉の裏には、産毛が付いています
ちょっと撫でただけでは取れないため、

金タワシを使って、取り除くと◎

結構丈夫で、葉は破れません。

その後、干して乾燥させ、
 

 



パリパリになったら細かく手で崩します。

やかんに直接茶葉を入れでグツグツすると。。。。。
 

 

 



見事なお色の枇杷茶の出来あがり!
 


 


なんとなーく、渋いんじゃないの?
って思ってましたが
想像とは全く違ったお味でした。


産毛処理をすることによって、
とっても甘口のまろやかなお味になるのです。

「ん~っ美味し!!」 と思わず幸せのため息をつくはずです。

 

 


葉を採る時期は
冬の寒い日がオススメだそうです。

寒い方が、「生きよう!」
という、枇杷の木の生命力が強いんですって。


って書いていてふと思い出した、冷蔵庫の中の頂き物。
確かもう7、8年は経っている枇杷の実の焼酎漬けだったような。
 

 

あった。あった。

アロマ精油の「溶剤抽出法」と同じく、
このエキス自体が、経口以外に、切り傷などにも使えてしまうんですよ。




次回もたくさんの枇杷の葉を摘んで戻ってきまーす!


今日の夢は、聖徳太子の作った楽園にでも
ふと足を運んでみましょうか。

どんな薬草が生息しているのか、楽しみですね
ではではみなさまおやすみなさい



 

— 心 が 呼 吸 す る 空 間 —

 

 

 

 

 

ロミロミスクール&サロン
・渋谷区代々木上原

・滋賀県ひこね市
ALOHAPOOLホームページ>>
http://www.alopoo.com