人の善意を踏みにじる人 | 【鹿児島⭐︎動物病院から】飼い主さんとペットの絆を深める心の持ち方接し方を提案 獣医師 浜崎菜央

【鹿児島⭐︎動物病院から】飼い主さんとペットの絆を深める心の持ち方接し方を提案 獣医師 浜崎菜央

鹿児島で動物病院を経営しつつ、飼い主さんがペットに1つでも多くできることを提案できる場として、ペット関連のイベントや講演をしています。
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開業してからずーっとずっと

 

野良猫のために・・・と思って、

 

自費でコツコツ頑張ってくれてるボランティアさんの負担を減らしたい!と思って、

 

協力してきてた。

 




(保護っ子とのこういう一コマを見て和んだりする)


みんな同じ思いでやってるって思ってたから、


誰かに裏切られることや

 

誰かを疑ったりすることなんて

 

ずーっとずっと考えたこともしたこともなかった。

 

 

去年くらいから

 

知らない間に私はいいように使われていることってあるのね

 

ということに遭遇して



 

同じ思いで保護活動をしているんだと信頼していた人たちの中には

 

悪魔みたいな人や腹黒い人が

 

たっくさんいるんだなと知った。

 

 

 

わかっていた部分もあるけれど、

 

やっぱりちょっとショックだった。

 

 

 

 

 

頑張っているボランティアさんがたくさんいるのも事実で、

 

一部の悪魔みたいな人たちのために私たちが協力しないようになることで、

 

頑張っている人たちが苦しむのはやっぱり辛いし、

 

やっぱり応援したいし、

 

 

 

何より・・・

 

犬猫に罪はなくて・・・

 

 

悪魔みたいな人でも、一応保護活動やTNR活動はちゃんとしてくれてるんだから、

 

気にせず、今まで通りバックアップしていこう

 

と気を取り直してやってきたけれど・・・

 

 

 

悪魔みたいな人で、

 

保護活動やTNR活動もちゃんとやってない人がいるとしたら、

 

その人のやってることって、一体何が残るんだ???

 

 

 

 

 

野良猫のために治療費を費やし

 

譲渡するために費用を費やし

 

これ以上増えないためにTNR活動に費用を費やし

 

 

一人でも犬猫に幸せになってほしい

 

新しく生まれてくる子達を減らしたい

 

 

みんな、その思いで頑張っていて・・・

 

 

 

たとえやり方が違っていても

 

その同じ目標に向かっていってるのには変わらない

 

いつか殺処分ゼロになったね!と言えるならいいや

 

 

同じ山の頂点に向かって

 

山の登り口や登り方が違ったとしても

 

いつかみんなで頂点登れたね!と言えるならいいや

 

 

って思ってきたけれど、

 


悪魔みたいな人って、本当にどこまでもずるい。

 

 


 

 

気にしてなくても

 

野放しにしてても

 

私が費用をどんだけ負担しても

 

犬猫に被害を与える存在なんだとしたら

 

関わってほしくない。

 

 

 

 

野良猫のため、

 

譲渡される子たちが増えてほしいという願いのため、

 

ずっと費用面でも協力してきてるのだけれど、

 

 

飼い猫にも関わらず、野良猫保護猫と偽って来院し、

 

費用面のサポートを受けていたり、

 

譲渡された後の子も、偽って保護中と言って

 

費用面のサポートを受けていたり・・・

 

 




悪事を挙げろと言われたら、


よく考えつくなぁとあっぱれな方法で、


ものすごい数あるんだけど、


ここでは省略するとして…





 

 

譲渡先となった新しい飼い主さんは、

 

避妊去勢手術、ワクチン接種やノミダニ予防諸々って

 

自分でする責任があると思うんです。

 

 

飼い主になったからには、それくらいは責任だと私は思うし、

 

もしも、それをしぶる人がいるんだとしたら、

 

この先どんなことがあっても、

 

その子を幸せにできるか?と問うなら、

 

NOだと思うんです。

 

 

 

避妊去勢手術やワクチン接種、ノミダニ予防・・・

 

しなきゃいけないことすら費用をかけれない人は

 

病気したときに治療すらもしぶるはず。

 

 

治る病気であっても、治療を受けさせない可能性だってある。

 

 

 

ある程度しなきゃいけないことを自費でできない飼い主さん

 

もらってやるから費用を負担しろよ的な飼い主さん

 

って、

 

この先何があっても手放さず

 

死ぬまでちゃんと見とれる人じゃない気すらする。

 

 

 

 

しぶられて譲渡が決まらないと嫌だから、

 

費用は安くできるように手配するからと上手いこと言って、

 

嘘偽りを並べて来院して、ボランティアとしての恩恵を受ける。

 

 

悪魔のような人も悪魔だけど、

 

そんな人から譲渡されている人の一部の人は、悪魔な人がだったりする。

 


類は友を呼ぶのだと思うけれど…



 

 

ボランティアしてるから費用面で苦しくて・・・

 

なんで私ばっかり苦労しなきゃいけないの・・・

 

 

その気持ちもわからなくはない。

 

 

 

ただボランティアすることって強制じゃないから。

 

苦しいんだったら、

 

少しだけ勇気を出して、保護する数を調整すればいいだけ。

 

 

 

 

行政の取り組み方が大幅に変わらない以上、

 

ボランティアが苦労しちゃうのはやむを得ない。

 


 

私ってボランティアとして苦労しててかわいそうでしょ


私って身を削っていいことしてるの


とかあからさまにする人って


やっぱりちょっとおかしいと思うけどね…





 

でも…


少しずつ行政を変えようと動いてくれている人もいる。

 

ボランティアが苦労しているのを知って、協力しようとしてくれる人もいる。

 

 

 

今を変えよう

 

今以上にしよう

 

と一生懸命動いている人がいるのに、

 

そんな人の足をひっぱったり、

 

そんな人の気持ちが折れるようなことまでして、

 

ボランティアを続けてもらう必要はないと思う。

 

 


余計こじれるわ!!

 

 

 

人の善意を踏みにじる人は

 

動物の命なんて大事にできない。

 

絶対に。

 

 

だって、人の気持ちがわからない人ってことだから。

 

 

 

なにより…


こういう使われ方をするから、


協力する獣医師さんが減っていくのも事実。





あと、


冒頭でも言ったけれど、



たとえやり方が違っていても

 

その同じ目標に向かっていってるのには変わらない

 

いつか殺処分ゼロになったね!と言えるならいいや


という感じで、


ボランティアさん同士がやっていかないと、


いがみ合ったり、


トラブルばっかりあったりすると、


その間に立たされてる獣医師は、


やっぱりめんどくさいなと思って心が折れてしまうと思う。


そうして、


協力してくれる獣医師さんはまた一段と減る。




自分たちの行動の一つ一つが


目標までの道のりを困難にしてることに


気づいて欲しい。

 



かく言う私は…


すべては犬猫のために…っていう思いだけでやってたのだけど、


今まで我慢しすぎ!


今までが甘すぎ、優しすぎ!


と周りから言われる部分も多々あり、


でもそのせいで大きな事件を引き起こしたこともあり、


十二分に今日に至るまでスタッフとともに相談し、


新たな対策の元、


頑張っているボランティアさんのために協力していこうと思ってる。

 


そして、


ちゃんとしてるボランティアさんが


報われるような制度


楽になる制度


が早くできるように願ってる。