一度救ってもらった自分の命だから大切に生きたい | 【鹿児島⭐︎動物病院から】飼い主さんとペットの絆を深める心の持ち方接し方を提案 獣医師 浜崎菜央

【鹿児島⭐︎動物病院から】飼い主さんとペットの絆を深める心の持ち方接し方を提案 獣医師 浜崎菜央

鹿児島で動物病院を経営しつつ、飼い主さんがペットに1つでも多くできることを提案できる場として、ペット関連のイベントや講演をしています。
http://www.ruoona.com/
http://www.alohapet.info/

10年前ガン宣告を受け手術をし、今も手術後の後遺症2、3つ抱えながらも

 

獣医師として、開業医として仕事をしています。

 

 

ガンセンターに入院していた間も、通っている今も、

 

命の尊さや生きてるありがたみを感じたり、考えたりすることがあります。

 

 

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一度救ってもらった命だから大切に生きたい。

 

 

それまでも、

 

自分の人生だから後悔しないように生きる

 

と思って過ごしてきていたけれど、

(例えば獣医に編入したりしたこととか・・・)

 

ガンになってから、

 

より一層どう生きていくか?どう仕事していきたいか?

 

考えるようになりました。

 

 

 

 

だから、

 

自分のやりたいことをギュッと閉じ込めた自分の動物病院を作ったわけです。

 

 

 

 

地元で飼われているわんちゃんねこちゃんたちのために役にたちたい!

 

という思いもそうですが、

 

私の手術後の後遺症を救ってくれたリハビリやマッサージをペットにも生かしたい!

 

という思い、

 

そして・・・

 

小さい頃毎日のように戯れ癒してくれていた野良猫ちゃんたちへの恩返しがしたい!

 

という思いに支えられているのです。

 

 

 

 

ブログをお休みしている間、いろんな出来事が起きて、

 

正直自分の心が折れそうになることもたくさんありました。

 

 

 

やりたいこと、やり続けたいことへの思いは変わらず、

 

それを追い求めて過ごしていても、

 

その思いに対して、どこか足をひっぱるような出来事があったりして、

 

どうしていいのかわからなくなっている時もありました。

 

 

 

 

命に対してとりわけこだわりがあるようになってしまっている分、

 

もう少し早く病院に来てくれたらな・・・

 

もう少し集中的に目をかけてあげられないものかな・・・

 

と私が熱を入れ込んでしまう部分があるから、

 

熱量が違う人と足並みをそろえきれない弱点があるのだと思うのです。

 

 

ま、いっか・・・

 

と流せない部分があるから、対応に四苦八苦する弱点があるのだと思うのです。

 

 

自分と考えが真逆だったり、


自分と路線が違う人だったりに引っ張られそうになって、


自分らしさを失いそうになったり、


自分らしさを消し去ろうとしたりすることすらありました。


 

 

心が折れそうになったときは、

 

 

一度救ってもらった命だから大切に生きたい!

 

 

その気持ちを奮い立たせて過ごしていました。

 

 

 

 

 

少し前に、ある人に出会って、気持ちがすっかり楽になったんです。

 

 

 

私の心の葛藤をまるっと代弁してくれたから・・・

 

 

 

あ、私の心の葛藤を理解してくれる人がいるんだな

 

同じ思いを感じている人がいるんだな

 

と思ったら、

 

なんだか気持ちが楽になったのと、心強くなったのでした。

 

 

 

その人と出会ったことをきっかけに、

 

わたくし、また一回り強くなり・・・

 

 

改めて、

 

一度救ってもらった命を大切に生きよう!

 

とより強く思えるようになりました。

 

 

 

 

その人と出会えたこと

 

その人とつないでくださった方に

 

実はガンになったときくらい感謝してるんです。

 

 

 

 

ガンになって、人生終わりやわ・・・と嘆くのではなく、

 

ガンになって、生きてることに感謝して、毎日大事に過ごす。

 

 

 

マイナスの発想ではなく、

 

プラスの発想ができたとき、

 

人はひとまわり強くなれるんだと思うのです。

 

 

 

私を批判したり、私の意図することを理解してくれない人がいる・・・と嘆くのではなく、

 

私と同じ思いで頑張っている人がいること、私に賛同してくれる人がいることに感謝して、頑張る。

 

 

マイナスではなく、プラスに捉えることができたから、

 

今は強くなれているのだと思うんです。

 

 

 

批判されることがあったとしても、今はその意見に感謝しています。

 

わざわざ意見する時間をさいてくださることはありがたいことだし、

 

私のためにもなることだとすら思っています。

 

 

 

昨日ある方から

 

「忙しそうだねぇ・・・体を壊さんごとね」

 

と言われたのですが、

 

一度救ってもらった命、大切に生きたいと思うからこそ、

 

今できることをできる限り頑張りたいと思っています。

 

 

 

普段の診療をしながらも野良猫のために避妊去勢手術をすることは、

 

私にとっては、小さい頃に戯れ癒してくれた野良猫に対しての恩返しでもあると思っています。

 

 

 

一人でも多くの子が

 

私たち人間と共存できるように

 

煙たがられることなく、悪者にされることなく、

 

寿命を全うできるように・・・

 

不幸な命が増えないように・・・

 

それだけが願いなのです。

 

 

 

前にもお伝えしたのですが、

 

毎月100頭近くの子たちのために避妊去勢手術をしていますが、

 

苦に思ったことはありません。

 

 

 

むしろ、私の手術に対する技術や経験値を上げてくれて感謝すらしています。

 

保護活動をしている方々が、わざわざうちに足を運んでくださることに感謝しています。

 

 

 

頼りにしてくださる方、野良猫がいる限り、

 

私は喜んでお手伝いさせていただきたいと思っています。

 

 

 

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安心して任せてもらえるよう

 

安心して野良猫がTNRできるよう

 

もっともっと向上していきたいなと思っています。

 

 

 

一人でも多くの野良猫や多頭崩壊の猫たちを救えるように、

 

今月は避妊去勢手術のボランティア活動を実施します。

 

この存在を知らずに困っている人もいらっしゃるかも・・・

 

周りで困っている方がいたら、ぜひお伝えしてください。

 

日 時  9月23日(日)9:00~18:00(お迎え時間終了)

場 所  ル・オーナペットクリニック 
               鹿児島市玉里団地3丁目19−6(タイヨー玉里団地店そば・モンキープラザ商店街目の前)
               電話099-228-2102

予約制となりますので、必ず前日までにご連絡ください。
(このお電話の際、連絡先と予定しているおおよその頭数を確認します)

条 件
 mf*野良猫もしくは多頭崩壊のお家の猫であること(飼い猫は含まれません)

mf*避妊去勢手術と耳カットをし、元いたところに離すこと
 家で飼う予定、もしくは、里親に出す予定の子は含みません。
(守られない場合はお断りさせていただきます)
    
mf*基本的に日帰り 
 午前中連れてきてもらい、夕方迎え
(ただし遠方から来られている方に関しては、なるべく待ち時間が少なく済むように努力させていただきます)   

mf*生後2ヶ月以上(体重は問いません)
(野良猫の場合、生後どのくらいかわからあないと思いますので、とりあえず連れてきてください)     
    
mf*妊娠している場合は、お母さん猫には点滴などの処置を無償で行います
ただし、供養代(1000円)をいただき、こちらで火葬させていただきます。
    
mf*ノミ予防、抗生剤2種投与は必ずこちらで実施させていただきます。(手術費用に含まれています)

    
費 用     避妊去勢手術ともに5000円(ノミ予防・抗生剤2種投与含む)
(必ず耳カットもする)