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昨夜は、私らしさを伸ばした獣医でありたいというお話をさせていただき、
たくさんの方から、さらなるあたたかい応援メッセージをもらい、
私頑張ろう!と力がモリモリでてきてるアラフォー獣医師 浜崎菜央です。
かく言う私も、獣医になって数年は、とにかく仕事をこなす感じでした。
代診時代の院長に、病院には入りたての頃、
「自分が尊敬する人、なりたい人を目標に仕事をしなさい
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と言われ、
自分が尊敬する人って?なりたい人って?
と考えながらも、全く答えが出せずにいました。
もちろん、代診時代の院長は、とてもいい先生で、尊敬できる先生でありました。
大きな病院に、最先端の技術を学びたいと入る同級生もいました。
そんな中、私は個人病院で、院長1人とスタッフだけの病院に入りました。
たまたま縁があって、先生のところで働かせてもらうことになったのですが、
先生のところで働けてよかったなぁと今も感謝しています。
そのご縁があるからこそ、
飼い主さんとちゃんと向き合うことも学べたし・・・
院長とつきっきりで学べたことでスキルアップも早かったと思うし・・・
私は本当に恵まれていました
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動物が大好きでどうしても獣医の仕事をしたいという思いで仕事についたけれど、
それ以上に目標を考えたことがなかったんです。
好きだから命を救いたい
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を求めていました。
そんなある日、
私は大きな病気になりました。
自分の体の弱いところは理解していて、
ちゃんと毎年ガン検診に行っていました。
その年もしっかりガン検診に行き、1週間後、検診結果を聞きに行ったのです。
ところが、結果がまだ届いておらず、
「何か異常があったら連絡するよ
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と先生から言われ、帰りました。
それから連絡はなく、
若かった私も、
「まぁ若いし、大丈夫に決まってる」
くらいに思っていたんです。
数ヶ月後のある日、突然仕事中に大出血し、
慌てて病院に行くと・・・
「前の検診の結果って、連絡してなかったっけ?」
と先生。
「異常があったら連絡をもらうことになっていましたけど、なかったので大丈夫だったのだと・・・」
と言うと、
「いや、異常ありで返ってきてて、連絡するの忘れてたのかも」
とひとこと先生。
結局、検診で引っかかっていたのにも関わらず、
病院側から私には伝えられず、そのままになっていたことで、
私の体の中で、どんどん大きくなっていっていたのです。
大きな病院になると、仕事が業務的になることもあると思います。
スタッフ間の伝達がおろそかになることもあると思います。
でも
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ガン検診の陽性結果を伝えないということは、あってはならないこと。
予防的に・・・
早期発見を願って・・・
忙しい時間をさいて検診をしに行っているのに、
その結果を伝え忘れるなんて、
その患者さんが意図して行動していたこととは真逆のことをしている。
そのときに、思ったんです。
先生はどんなに忙しくても、
それぞれの患者さんのことをしっかりケアしなければならいない。
忙しいというのを言い訳にはできないこともある。
それは命を預かる仕事なのだから、仕方がないこと。
忙しいというのを言い訳にはできないこともある。
それは命を預かる仕事なのだから、仕方がないこと。
患者さんの気持ちを受け入れる先生であるべき。
一人ひとりの意図していること、
それに伴う言動
をきちんと受け入れる先生であるべき。
私は、代診先で院長に教えられて、当たり前のようにしてきたことが、
こんなにも大事なことだったのだ
と改めて感じた瞬間でした。
自分が尊敬する人
私は、代診先で院長に教えられて、当たり前のようにしてきたことが、
こんなにも大事なことだったのだ
と改めて感じた瞬間でした。
自分が尊敬する人
自分がなりたい人
考えるきっかけとなった出来事でした。