思い返せば、約一年前くらいに闇の入り口に立ち、あっという間に飲み込まれて毎日毎秒、脳は悲しみと憎しみ、虚しさ、絶望に支配されていました。
その頃は、負のことばかりが頭を駆け巡り、上記に挙げたような負の感情の涙ばかりが溢れてどうにも出来ませんでした
でも、パートナーシップにおいては、自分とひたすら向き合い、散々絶望と虚しさなどを味わい尽くすと、そこからは上がるのみです。
いま辛い中に居る方にとっては、想像も付かないことかもしれません。
私がそうでしたから、そのお気持ちはとても分かります。
痛いくらい分かります。
私は去年の今頃、東日本大震災の追悼ニュースなどを観ても、被災した方は可哀想だし本当に大変だと思うけど、私も立場や状況は全く違えど物凄く辛いのよ…と思っていました。
申し訳ないけど私の今が辛すぎて、人の痛みには寄り添えない。
正直そう思っていました。
人って自分に余裕がない時に、その人の本性が現れるなんて言いますよね。
そう、私の本性というか、本能が出たんですね。
自分を守る為の防衛本能です。
これは、偽善的に考えれば悪とみなされる時もあるかもしれませんが、生きる為に人間が抱く自然な本能ですから罪悪感など抱く必要はないと思っています。
要は、それほどまでに心身ともに危機に陥っていたという事です。
何とかして生きなければ、自分を守り立ち直らなければいけない。
その一心でした。
で、自分を守る為には何をしたら良いのか。
外界へ向いている矢印を自分に向けるのです。
憎しみ、悲しみ、絶望などの感情は他者に向けての感情です。
それらの感情を持つ自分を振り返り、なぜその感情が起こったのか、よーーーく考えてみてください。
そうすると、3ヶ月、半年、、過ぎたくらいから段々と少しずつ光が見えてくると私は思います。
最近は、やっと、悲しみの涙ではなく希望に満ち溢れていて未来が楽しみで仕方がない涙に変わりました。
私もまだまだ修行中の身ですが、皆様と共に明るく輝く未来へ歩いていけるように頑張りたいと心から思っています。
では、また