荒井千裕先生。



先生を存じ上げるきっかけになったのは、このAmebaブログでした。






香港でピアノ教室を主宰されるかたわら精力的に演奏活動もされていて、いつも文章から元気をいただいていました。



当時香港にお住まいでしたが、時々日本に帰国されて演奏会やレッスンをしていらっしゃいました。



2013年の私の初めてのソロリサイタルの前に、タイミングよく先生が東京でレッスンされる日があり申し込みました。

初めてお目にかかってレッスンしていただき、文章から感じていた気さくなお人柄と分かりやすく伝わるレッスンにますます惹かれました。



リサイタルの折には可愛いプリザーブドフラワーも贈ってくださいました。






またお会いしたいなと思っていたら、なんと先生が2018年に日本に完全帰国されました。



またお会いできるチャンスが増えた!と思っていたら、2018年〜2019年は私がカンボジアの美術教育計画に関わっており、これまでの人生で最も激務で誰かのリサイタルに伺ったりレッスンに通ったりする余裕がありませんでした。



そうこうしているうちにコロナ禍へ突入・・・



先生は3回目のワクチンを今年4月に接種され、直後からの強い副反応に苦しまれたあと数ヶ月後遺症と戦っていらっしゃったそうです。






そして9月15日、帰らぬ人となりました。

昨日ご家族の方がHPやFacebook等を通してお伝えくださいました。



奇しくも私の父の命日でした。



さらに先生とは誕生日(12月27日)も同じでただならぬご縁を勝手に感じておりました。






ちひろ先生、私では絶対こなしきれないスケジュールで毎日飛び回っていらっしゃいましたが、これからはゆっくりされてくださいね。



生前のご縁とご厚情に感謝すると共に、ご冥福をお祈りしております。









ありがとうございました。







神田麻衣