去る8月9日(金)は内科のかかりつけ医による年に1回の健康診断でした。

 

昨年の健康診断のブログ

 

 

昨年のブログにも書いてるのですが、健康診断といっても、日本のような充実した健康診断や人間ドックではなく、とってもシンプルなもの。

 

アメリカの保険では、基本的に年に1度

 

- 血液検査(全血球計算、電解質、脂質代謝)

- バイタル検査

- 医師の問診と診察

がカバーされます。

 

昔は、尿検査や心電図も含まれていたのですが、経費削減のあおり?か、それらは削除されました。

これらについては、患者の状態で医師が必要と判断した時のみ検査されます。

昔はビタミンⅮ値もカバーされていたのに、知らない間にカバー範囲外となっていて、数年前にけっこうなお値段の請求書が来てしまいびっくりしました。

(私の保険の場合は…ですが、多くが同様かと思います)

 

胸部レントゲンなんてもちろん無し。

 

胃カメラや胃のバリウム検査?…これはアメリカでは症状のある人しか受けません。

 

腹部エコーもしかり。

 

これらの検査が会社の健康診断で受けられる日本って…すごく恵まれてると思います。

 

私も昔、日本で働いていた頃は、とっても充実した人間ドックを会社負担で受診できていました。

あの頃は面倒だな…なんて思っていたけれど、今考えるととてもありがたかったんだな…と実感。

 

 

   予防接種

 

 

さて、この日は最初にナースによる体重・身長測定と血圧・心拍数測定といったバイタル測定を行いました。

 

身長は相変わらず5フィート1インチ(155センチ)。チビ。にっこり

体重は…

今も低体重ですが、昨年から1キロ増えてました。花火アップグッド!

 

でも、BMIは相変わらず15台。泣

 

それでも、ここ一年で14台まで下がった時期もあったので、改善の兆しが見えます。

 

還暦になってこんな低体重じゃ、見た目も体力も下げ下げですから!汗

 

そして、常に高めだった血圧が、なぜかこの日は

上100 / 下70 でした。

 

これ測り間違いじゃない?って思うほど低い。(特に上)

いつもは120~135くらいあるんですが…!

 

さて。

 

ナースのバイタル測定が終わると、ドクターがやって来ました。

 

一年ぶりに会う、内科かかりつけ医のDr.B。

相変わらず長身ブロンド美人。

服装も白衣の下のカジュアルな装いがとってもお洒落。

 

前回から何か変わったことが無いか?

…と聞かれたので、

 

1.今年2年に1度受けられる骨密度検査を受けたところ、前回より若干悪化していた。

 

2.昨年は骨粗しょう症の治療のため、リクラストという点滴を受けたけど、今年は受けてない。

 

3.腫瘍内科医が変わった。

 

ということを伝えました。

 

 

そう。

 

実は最近、腫瘍内科医が変わったんです。

 

これについては話すと長くなるので、また後日書きたいと思いますが、一時期腫瘍内科医がいなくて(他州に行ってしまう前のドクターが紹介してくれたドクターの予約が全く取れず)、途方に暮れていました。

 

幸い、新しいドクター(しかも勤務先病院内)の予約が来月取れたので、まだこの先生には会っていませんが、Dr.Bにはその腫瘍内科医の名前を伝えておきました。

 

Dr.Bは、「骨粗しょう症の治療は毎年した方が良いから、点滴治療について、腫瘍内科医に相談してみてね。」と言いました。

 

がんセンターには抗がん剤点滴などもあることから、点滴治療を行うInfusion Center (点滴センター)という施設が併設されています。

なので、前の腫瘍内科のオフィスに通っていた昨年も、そこに併設されていた点滴センターで骨粗しょう症の治療が受けられたのです。

 

ちなみに4年前乳がんに罹患し、その後骨粗しょう症が見つかってから、最初に担当された腫瘍内科医(今も勤務先病院内にいます)に点滴を受けたい旨を相談したところ、

 

「保険がカバーしないと思うのできっと無理よ。」と軽くあしらわれて、ちゃんと調べてもくれずに治療できず終わったのです。

このためその医師が信用できず(他にも色々理由があったのですが)、外部の病院の腫瘍内科に変えていたのでした。

 

今回、また勤務先の病院の腫瘍内科医に戻ることになりました。最初の例の信用できないドクターとは別の先生です。

新しいこの先生も、「保険がカバーしないと思うからあきらめてね。」なんて軽く言わないと良いのだけど…。汗うさぎ

 

   泣

 

ちょっと脱線してしまいましたが、そのような話しをした程度で、健康診断はあっという間に終わりました。

 

最後に、採血のためラボに寄って採血を行い今年の健康診断は終了。

 

全体で30分もかかりませんでした。

 

そうそう。

今年、このオフィスは移転して(…といっても廊下を挟んで向かい側なんですが😅)雰囲気も変わったから、写真撮ろうかと前々から思っていたのに、すっかり忘れていました。

 

 

なので、採血後の腕の写真(笑)。

脱脂綿と絆創膏のちょと雑な感じが、いかにもアメリカ!

 

 

 

私の血管は逃げやすいみたいで、たびたび採血を失敗されるのですが、今回は1回で成功しました。

 

上手な技師さんに当たると嬉しい。

 

 

そして血液検査の結果がポータル(患者が検査結果などを閲覧できるサイト)に掲載されていたのでさきほど確認したところ…

 

相変わらずのメタボ!!

 

でした。😅

 

 

一番気になっていたのが脂質代謝。

 

これは血中の脂肪分を検査する項目で、コレステロールなんかがよく耳にする内容かと思います。

 

まず、総コレステロール滝汗

206と高値でした。(基準値は199以下)

 

まぁ、数値的にはちょっと上回っただけだし、LDL(悪玉)コレステロールは正常範囲内で、反対にHDL(善玉)コレステロールが基準よりも高かったので、これについてはあまり心配していません。ウインク

 

しかし…!

 

中性脂肪が高い!滝汗

 

中性脂肪はその名の通り、血中の脂肪が高いということ。

 

この中性脂肪が高いと以下のリスクが上がってきます。

- 肥満 : これは今の私には無縁。むしろ体重増やしたい。

- メタボリックシンドローム: 生活習慣病のリスクがあがるのでこれは気をつけなければ!

- 動脈硬化: 放置すると狭心症や心筋梗塞、脳梗塞のリスクが高まります。何気に怖い。

- 異常性脂肪: 心臓や筋肉など、本来脂肪をため込むべきではないところに脂肪がたまるため、それらの機能を低下させてしまいます。一番心配なのが肝機能。酷くなると非アルコール性脂肪疾患などを引き起こします。

まぁこれについては、今回の血液検査で肝機能自体は正常だったので、現時点ではそこまで心配することは無いかな?

- 急性膵炎: 中性脂肪が異常に高いと急性膵炎を引き起こすリスクが高まります。これも怖いわ。

 

ただ、今回の異常値は170(基準値は149以下)だったので、そこまで高いって感じではありません。

しかも、昨年の結果を見たら、今より高い195でした。

なので、ちょっとは改善されたと理解して良いのでは?😅

 

総コレステロールも昨年の221に比べてかなり下がっているので、これは異常値と言えども、ちょっとは朗報と言えるかな?

 

こんな数値で満足してはいけないのですが・・・。💦

 

中性脂肪は酷い人だと500を超える人もいたりして、そのような数値に比べたらまだマシですが、私の場合痩せたら改善出来る…というケースではないので、やはり生活習慣を気にしなければいけないな…と強く感じました。

 

その他にもちょっとした異常値はありましたが、いずれもほんのわずか上限を超えているだけだったので、あまり心配には及ばないと思います。

 

あと、気になっていた血糖値ですが、こちらも正常だったので安堵しました。

 

数年前、空腹時血糖値が高くて「糖尿病予備軍」と言われてしまったのです。ゲッソリ

甘い物はあまり食べないですが、白米が大好きだったので、白米をできるだけ減らすように今も心掛けています。

 

このような感じで、基本的な血液検査では、今年は心配する点は特にはありませんでした。

 

   😮‍💨

 

健康面で気になるといえば、やっぱり乳がんの経過です。

 

今週金曜日に、年に1回のマンモグラフィーがあります。

 

毎年乳がん検診を受けていたのに、5年前、私の乳がんはマンモグラフィーでは見つからず、自分でしこりを見つけたときにはステージ2まで育ってしまいました。

なので、マンモだけでは心もとないのですが、1つ1つクリアして安心していきたいです。

 

 

【オマケ】

現在、日本はお盆真っ只中ですね。

 

台風が関東直撃か…というニュースを今日知りました。

関東やその他の悪天候に見舞われているエリアの皆さま。どうかお気をつけて安全にお過ごしください。

大きな地震もありませんように!!

 

お盆なのに、ちゃんとしたお供えもできませんが、今日はトレジョに行って小さな菊の鉢植えを買いました。

 

相変わらず、豪華さ一切なく、とーっても質素なものですが両親の遺影の横に飾ります。

 

 

お父さんとお母さん。アメリカまで来てくれるかなぁ。

 

血液検査の結果を見たときのメンタル天気: 曇り空からちょっと見えた晴れ間。