先週末は地元で花火大会がありました。
自宅から一番近い湖沿いで、毎年この時期に開催される花火大会。
先週は、ずーっと30℃超えの真夏日だったので、北国っ子はこぞって湖に繰り出し、ボートや水の中でパーティー。
昼間っから飲んだくれている人多数です。
現在住んでいる家に引っ越してきて、16年。
実は、今回初めてここの花火大会を観ることができました。
なぜなら、駐車場争奪戦がすごくて毎年諦めていたのです。
夏至の翌日のこの日。
日が年間で一番長いこの時期。
暗くなるのは、午後10時頃。
でも、午後5時くらいからその場所に行っておかないと、駐車場が無くなってしまうのです。
昨年は、午後4時半にここに行ったのですが、すでに満車。
諦めて、そこから車で10分ほど離れたお気に入りのブリュワリーでビールを飲んで帰った記憶が…。😆
この花火大会は、ローカルな湖沿いの街で開催されるので、大きな駐車場は整備されていません。
公園に併設された駐車場に停めるしかない。
5時頃公園に行って仮に駐車場が確保できたとしても、午後10時の花火まで待つのは5時間。
周囲には気の利いたレストランやショップなども一切ありません。
湖畔の公園に持参した椅子やブランケットを置いてただひたすら待つ…。
これ結構きついです。特に暑いと。
例えば、友人たちとグループで来て、テントを張ってBBQとかしたらあっという間に時間が過ぎると思いますが。
実際そうしているグループが沢山いました。
今年も、きっとダメだろうと思いながらもダメ元で花火大会に行ってみることにしました。
…といっても、自宅を出たのは午後6時過ぎ。
この日の最高気温は33℃。
猛暑の中、長時間待つのは辛いので、この時間まで待ちました。
「もう絶対駐車場空いてないよねぇ~。」なんて旦那と言い合いながら到着したら…
なんと空いていた!!
しかも、5,6台分の駐車スポットが空いていた!
この日はとても暑かったせいか、湖にある公共のビーチで泳いでいた人たちが結構いたようで、この時間帯に帰る人がいたのが勝因。
そうか…午後4時過ぎに行くよりも、この時間帯のほうが良いのかもね。
(ちなみに、20分後には満車になっていました。)
ラッキーとばかりに車を停めて、持参した椅子とサンドイッチ(こっそり持ってきたビールも)、お水などを持って湖畔に行きました。
湖の目の前の特等席ゲット。
花火は対岸から打ち上がります。
しかしちょっと曇ってきた。
…と思ったら、雨が降ってきました。
サンドイッチを食べ始めてすぐのこと。
天気予報を調べていたのか、周囲の人は皆傘を持っていて…
普段は傘を車内に常備しているのに、今回に限って忘れてしまった!
でも、フード付きのウインドブレーカーがあったので、そちらで上半身だけ濡れるのを防げました。
☔
あぁっ 飲み物に雨が入ってしまうぅ~!
雨は降ったりやんだりで、2時間ほど続きました。
でも、終始小雨だったので、車に避難することも無く…。
そして、雨が止んだ後は、気温のせいか濡れた服もすぐに乾きました。
アヒルの家族が行列作って湖を渡る。
その先では、WaveRunner (水上バイク)を楽しむ若者。
🕖
そして1時間後に後ろを見たら結構な人だかり。
我らが到着した頃は人もまばらだったのに…
到着してから2時間半。
ようやく日が落ちてきました。
湖の西の先に沈む夕日。
雲が多いけど、夕焼け空が湖面に映りとても綺麗。
こんな綺麗な夕焼けを見たのは、2年近く前に行ったハワイ島以来かも。
自宅から車で10分ほどで行ける場所に、こんな綺麗な夕焼けが見えるところがあるとは。
まさに、灯台下暗しです。
辺りがだんだん暗くなってきた。
遠くにはポンツーンボート(平底ボート)。
手前の人は釣りをしていました。
さぁ、いよいよ花火が始まりました!
午後10時を過ぎたのに、空はまだうっすら明るいです。
湖の対岸なので、ちょっと遠い感があるけど、肉眼で見るとちょうど良い感じ。
なんといっても、湖面に反射した花火の色がとっても綺麗でした。
暗くなってきて、空に上がる花火と湖面に映る花火の色がより鮮明に。
そしてフィナーレ。
ちょっと長いけど、アメリカらしい終わり方なので最後まで載せちゃいます。
アメリカ人、こういう爆竹みたいな派手なの好きよねぇ(笑)。
日本の花火大会やアメリカ大都市の花火大会と違い、ローカルな小さな街の花火大会にしては、なかなか良かったです。
トータル30分。
なんといっても、前にさえぎるものが無い景色で、花火大会が観れたのは本当に何年ぶりだろう?
自宅から車でわずか10分の場所で行われた花火大会。
待ち時間は(旦那と2人きりだと)少々長く感じましたが、待った甲斐のあった花火大会でした。
毎年、自宅から花火は見えないのに音だけバンバン聞こえてきてたけど、来年もまた観に行ってみたいな。
湖面の先に打ちあがる花火を観ていた時のメンタル天気: 熱帯夜だけど心地よい夏の夜空