我が家は、昨日から雪が降り続いています。
⛄
石川県能登半島も雪のようですね。
避難されてる方、電気の無い自宅で待機されている方、本当に寒くて厳しいと思います。
暖かい空間、温かい食事、安心して眠れる環境がどうかどうか一刻も早く提供されてほしいです。
⛄
今年は元旦から、能登半島の大震災という衝撃的なニュースを見ることになりました。
想像をはるかに超えた大きな被害で、信じられない気持ちとやるせない気持ちでいっぱいでした。
それに追い打ちをかけるように、2日には羽田で航空機の衝突事故。
地震さえなければ…
失われないで済んだ命がどれだけあることか…と新年早々から暗い気持ちになりました。
そんな中、さらに悲しい連絡が…。
それは5日に、旦那が義姉の家に電話をした時のこと。
ルーシーが病気でもう助からない。
苦しませたくないので、明日薬で静かに逝ってもらうことにした。
え…
一瞬何のことか理解できず。
🐈
2年半前に初めて会った日のルーシー。
・・・・・・・・・
うそでしょ?
1か月ちょっと前に義姉の家で会ったばかり。
あの時は元気いっぱいだったのに。
昨年11月下旬に会ったときのルーシー。
ただ、今考えると、お腹がぽっこり出ていた。
✨
年明けも、ルーシーは普段とあまり変わらずに過ごしていたそうです。
ところが金曜日の朝に、ぐったりとして歩くどころか起き上がることもできず、これはただ事ではない…と義兄が動物病院に連れて行ったところ、腹水が異常なほど溜まっていたので、その水を抜いたそうです。
そして、診察の結果、おそらく癌だろうと…。
CTスキャンなどの精密検査で確定診断することもできるけど、保険は無いので費用が莫大になること、仮に癌だとわかったとしても、この状態だと手の施しようが無いということ。
そして意識も朦朧としていて、この状態であれば週明けまで持つ可能性は25%以下であること…を獣医師に伝えられ、
これ以上苦しませないために、眠るように逝かせてあげる
という選択肢を選んだそうです。
この選択には、愛猫・愛犬家には色々と意見が分かれることと思います。
- 苦しむペットを見たくない、愛する子が苦しんでるのは可哀そうすぎるから、楽に逝かせてあげる
- 愛する子とできるだけ長く一緒にいたいから延命措置もいとわない。
どちらでしょう。
私はどちらの気持ちにも共感します。
🍀
昔、実家で柴犬を飼っていました。(その子の名前もロッキー。今の茶トラのロッキーは2代目)
ロッキーが14歳か15歳の頃、老衰もあったのだろうけど、急激に具合が悪くなり獣医師に診てもらったところ、腎臓が悪くなっていました。
それから1か月点滴による治療を続けました。
ずいぶん前の話ですが、動物病院の費用はとても高く、毎日のことなので当時(30年ほど前)でも1か月総計20万円くらいはかかっていたと思います。
点滴のおかげで生きてはいるものの、意識は弱くなっていて(おそらく認知症みたいな感じ?)私たちのことも良く分かってない感じでした。
1か月ほど経って、獣医師から
「このまま点滴で延命することもできるけど、ワンちゃんはそれで幸せでしょうかね?苦しみが長引くだけかもしれませんよ。」と言われたのです。
獣医からしてみたら、延命を依頼されればそれだけ儲かるはず…なのに、そう言われました。
やはり獣医さんは動物を愛していないとできない仕事ですもんね。
獣医師からはやんわりと、薬による「安楽死」を提案されました。
もちろん選択するのは家族ですが。
そして、最終的には薬で逝かせることにしました。
ああ、今思い出しても泣けてくる。
動物病院で安楽死されたのか?自宅に来てもらって逝かせたのか?
覚えてないです…。
ただ、冷たくなった柴犬ロッキーを自宅で家族全員で見つめていました。
翌日家族で動物専門の火葬場に行きました。
火葬場で号泣したことは、はっきりと覚えています。
何も分かってない私は、「犬を殺すなんて残酷すぎる!最後まで生かせたい」と言ってましたが、自分が将来病気に苦しみ、治る見込みがないとわかったとき延命してほしいか?
点滴で生きながらえて、でも美味しいご飯を堪能したり、お散歩したり(犬)おしゃべりしたり(人間)、家族や友人と一緒に遊びまわったりすることもできず横たわった生活がヒト/ワンコにとって幸せか?
そう考えると、苦しんでいるペットに助かる見込みが無いとわかれば、痛みを取り眠るように逝かせてあげたいという気持ちの方が強くなってきています。
🍀
さて、ルーシーの悲しいニュースを聞いた翌日。
再度、義母/義姉に電話しました。
金曜日の朝、ルーシーは静かに逝ったそうです。
それからほどなくして降り始めた雪。
ルーシーが住む家の辺りでも、雪が降り始めたそうです。
義姉の家に住んでいる3猫。(左上がルーシー)
同居している兄猫のドレイコ(上の写真の右上)は、ルーシーを探して歩きまわり、最後にはルーシーがいつも寝ているベッドに座り込んだそうです。😢
我が家にも愛するニャンズがいます。
彼らが逝ってしまうなんてことになったら…本当に想像しただけで泣けてしまいます。
私や旦那だけでなく、兄弟ニャンコなので片方がいなくなってしまったら、もう片方は寂しくて心に穴が開いてしまうのでは…と思います。
まだそんなこと考えたくもないけど、我が家のニャンズより幼いルーシーが逝ってしまい、ついつい重ねて考えてしまいました。
小さな女の子ルーシー。
捨てられたのか、親が野良猫だったのか、2年半前に義母が独りで住んでいた家に突然迷い込んできたルーシー。
迷い込んできた時は、ガリガリだったそうです…。
それまで怖い目にあったのか、とても怖がりでお義母さんにしか懐いていなかった彼女。
その時、何度もチャレンジしてやっと抱っこできた。
その後、義姉夫婦の家に移り住み、今では義兄や義姉にもすっかり慣れて。
先住猫のドレイコお兄ちゃんとも仲良くやっていたのに。。。
推定2歳半。
あまりに短い人生でした。
短いけど、幸せな時間だった…と信じたい。
さよなら、ルーシー。
天国で、楽しく飛び回って遊んでいられますように…。
ルーシーの最期を知ったときのメンタル天気: 豪雨