失効した運転免許証の再取得をしに行った日の夜。

 

友人と夕食を共にしました。

 

彼女は都内の病院に勤めるドクター。

 

癌患者を主に治療する放射線治療医師です。

 

私が乳がんの告知をされたとき、すぐに彼女に連絡を取りました。

 

あの時は、心はプチパニックになっていて、告知を受けて婦人科医からざっくり説明を受けたものの、どのくらい悪性が強いのかとかこれはどんな癌なのかなどが分からず、泣きそうになりながらコンタクトを取った記憶があります。

 

アメリカでは、病理検査の結果がポータルというサイトに掲載され、患者は自分のページにログインするとそれを閲覧することができます。

 

ただ、病理検査の結果は基本的に医師が確認するものなので、専門用語がずらずら~と並んでいて、パッとみでは全容を把握することができません。

 

この病理検査の結果を彼女に診てもらいました。

 

そこでかなり詳しく説明してくれたのです。

 

まさにリアル友によるセカンドオピニオン。

 

 

その時のブログ。

 

 

そして、お正月には彼女とLine電話で長らく話すこともできました。

 

 

彼女と話せたおかげで、どれだけ心が救われたことでしょう。

 

乳がんに関して全くの無知の私。

 

癌と聞いただけで、「死」をイメージし、これから辛い闘病が始まる…と思っていた暗い気持ちが一気に前向きになりました。

 

タイトルの「Lifesaver / ライフセイバー(命の恩人)」はちょっと大げさな表現かもしれないけど、私にとってそのくらい気持ちが救われたのです。

 

  ピンク薔薇

 

今回の里帰りでは、彼女にもきっと会えないだろうな…と思っていました。

おそらく仕事が忙しいだろうし、なんといっても私自身ののスケジュールが分からないから。

 

なので、日本に到着してから「日本に帰ってます。」と連絡をしたところ

免許更新後にふと空いたこの日の夜に、私の滞在している友人宅の近くまで来てくれることになりました。

 

会ったのは、スカイツリーのふもとの大型ショッピングモールのソラマチ。

 

 

 

 

 

中にあるレストランで待ち合わせ。

友人が事前に予約をしていてくれました。

 

 

スパークリングワインで乾杯!

 

 

 

 

 

前回彼女と電話で話したのが、乳がんの告知を受けた後の3年半前。

実際に会ったのはもっと前です。

 

久しぶりの再会に積もる話しも沢山ありました。

 

まずはコロナ禍での話し。

医師と言う立場でのパンデミックはいかに大変だったかと思います。

 

そしてお互いの家族の話し。

仕事の話し。

乳がんの話し…など。

 

話しは尽きない。

気付いたら10時半過ぎていました。

 

時間を気にせず夜に外出できるなんて、これまでの里帰りでは無かったです。

 

お店が閉店となり(閉店までいたのかっ)、店を出たら…

このお店、スカイツリーのまさに真下だった!

 

 

駅に行くと、私が帰る方面の電車が20分後まで来ないことから、反対方面に帰る彼女は(本数がもっと多いから…と)私の電車が来るまで待っていてくれました。

 

そこでも尽きない話しは続く。

 

電車が来る時間となり、名残り惜しくもお別れとなりました。

 

彼女とはアメリカで知り合って、家族ぐるみのお付き合い。

うちの旦那も彼女のご主人や子供たちを良く知っています。

 

次回はうちの旦那も含めて、彼女の家族たちと一緒に会いたいね…と言い合い別れました。

 

もう何年も子供たちに会ってないので、彼らの成長ぶりは凄いことだと思います。

 

 

話し足りない気分では会ったけれど、こうして心の命の恩人に再会できてお礼が言えて本当に良かったです。

 

 

恩人に会ってお礼が言えた時のメンタル天気: 大雨が止んだ後の🌈