昨年は不参加だったので
2年ぶり3度目の参加
TOKYO GUITAR JAMBOREE!!2024

両国国技館の

土俵に見立てたセンターステージで多数のアーティストがギターの弾き語りを披露する

お天気に左右されない「お花見フェス」

J-WAVE主催で2013年から始まって  

今年で9回目の開催

相撲を観に行ったことはなくても

ギタージャンボリーのおかげで

両国国技館に入ったことある人は多いはず

私もそのひとり


"のぼり"が両国国技館感を盛り上げるのだけど

この時は風が弱くて見えないー


ちょっと粘って撮ってみた


入場すると

花道がお出迎え(造花です)


入り口には

これまた恒例の相撲似顔絵と

今年の出演者たちが描かれている




毎年、相撲似顔絵で人気グッズが発売される

公式さんのポスターより


アコースティックギター一本で

繰り広げられる弾き語りは

人間らしさが滲み出るから好きなのだ

天井近くには歴代の横綱が飾られていたり(廊下にも)

出演者ひとりひとりを

行司さんが「ひぃがぁしぃ〜〜」とか

「にぃ〜しぃ〜」とあの独特の節回しで

呼び出したり相撲感たっぷりで楽しい!


初回は張り切って砂かぶり席(←近いけど舞台を見上げる感じになる、やや寒い)
その次の年は2日間連日参加できるお得な2階席(←ゆったり座りやすい快適な椅子、傾斜がスゴい、やや遠い)

ならば今年は初めてのマス席をチョイス

一区画に4人までの座布団で鑑賞できるマス席は
両国国技館ならではの風情あるお席

最高で4人までなら何人で座っても、
もちろん寝てもオッケー(お値段は一区画ごとなので人数多い方がお得感はある)
とはいえ大人4人では狭いとのウワサだったので
家族3人で行ってみたら
ちょうどよかった、ギリギリセーフというところ

細い通路があり、靴は下に並べるスペースがある
前後に段差があるので見やすい

なんといっても

やっぱりこの座敷というスタイルは

寛げるからか、お花見感が盛り上がるのか

楽しみかたが他の座席と全然違った

皆様,だいぶ呑んでらっしゃる


そりゃあ、ちゃんこや枡酒もあるし

ワンカップ大関の

ギタージャンボリー限定ラベルもあるし

飲んでくださいって感じだもんね


さらに売店のメニューも

なかなか美味しそうなものばかり

これは呑むしかないですなぁ





2年前に来た時は飲食禁止だった

お菓子ぽりぽり食べてた夫は

摘み出されて怒られた→退場は免れた


飲食できるようになってよかったなぁ


お酒がまわってきてるのか

お目当ての出演者が出てくると

叫ぶ、喚く、応援する、リクエストするなど

声出しが断然元気なのがこのマス席だった


この日のタイムテーブル



飲まないつもりが、気づいたら

手にはまさかのワンカップ大関

自分がワンカップ飲む日が来るなんてねぇ


これは間違いなく

TOSHI-LOWさんが日本酒(おそらく大関)の一升瓶と

湯呑みを持って登場し

♪酒は大関ぃこころいき♪と歌ったからだ

曲の合間に、何度も湯呑みに注がれる日本酒

ゴクリ、、、美味しそう

まんまと買いに行くことになったのは

私だけではないはず

(売上貢献、大関さんも喜んだはずーー!)


「酒は大関」

昔のCMで加藤登紀子さんが歌ってたそうな

なーんとなく聞いたことある気がする

(色っぽいカッパの[黄桜]は鮮明に覚えてる)

そんなこんなで

マス席はどんどん盛り上がっていったのだった


ただし、最初から最後までガッチリ観てると6時間

腰痛もちの私には苦行でもあった


タイムテーブルをみて

お目当て出演者に照準を合わせて行ってもいいけれど

知らない人を知る、さらに好きになる、

という貴重な機会でもあるから悩ましい


早めに到着して

両国でランチしてプラプラ会場へ向かっていると

途中で「リーバイスのデニムが4割引」

というのを見つけた夫と娘が立ち止まり

結果的になぜか私が3本のデニムを抱え試着室へ向かうという謎のワナ?があって

(→しかも、試着して気に入ったデニムを

お買い上げしてその場で履き替えた)

両国国技館に到着したのは

開演時間を30分ほど過ぎた頃(→これも腰を守るため?!)

しかーし終演は21:00くらいだった

私の腰はズタボロ

→腰に自信のない方は椅子の席をお勧め


ステージ上だけでなく周りの状況も

観察するのが楽しい(甲子園に行っても野球より周りの人間模様ばかり見てしまう)

前の席の人の関係性(家族かな?友達かな?)を想像したり


どの出演者のこともじっくり観て、聞いて、

手拍子して、頷いて、

音楽そのものが好き!な人がいたり


連れてこられた子供は

寝転がってルービックキューブしてたり

(子供にしたら6〜7時間の苦行かもしれないけど)


こっそり持ち込んだお酒を水割りにして呑んでたり

小さなテーブルを用意してたり快適そう

毎年来てはるんだろうなぁ


無表情に見えるけど、

内心は楽しんでるんだろうなぁって人もいたり


この日を指折り数えて楽しみにしていたんだなぁ

などなど


皆んなが楽しむ姿が

こちらまで幸せにしてくれる♡



私が不覚にも涙したのは

TOSHI-LOWさんの最後の曲だった


どんなに喧嘩してても

「行ってらっしゃい」「行ってきます」 

「おかえり」「ただいま」を言いましょう

それが、最後になることもあるのですからって話

能登半島の震災で妻と娘を亡くしたお父さんが

悔やんでいたという話

私もいつもうっすらとそう思いながら

「行ってらっしゃい」って言ってる


♪帰り道♪聴きながら涙が止まらなくなった



TOSHI-LOW セットリスト
1.酒は大関
2.杉並浮浪雲
3.今夜
4.満月の夕
5.帰り道



竹原ピストルさんは

自分でも「めちゃくちゃ声出てる」って言うくらい

ホントにめちゃくちゃ声出てた


「呼び方を統一してください」

「本名で呼ぶのはやめてください」

「ついにタケシと呼ぶ奴が現れた」→♪浅草キッド

会場とのやり取りが

ギタージャンボリーの醍醐味でもあるみたい

さすが最多出場者だけあっていなし方が上手い


テンション上がり過ぎて

生まれて初めて「カモン!」って

お客さんに呼びかけてしまったのを

照れ臭くなり白状してるところがオモロ

「だから今日はカモン記念日」

最後の「啖歌」はシビレタ

娘も最後は思わずラップの"ヨォ"の手になってた

熱く生きるって素晴らしい

熱さは周りも熱くする

→カーディガン脱いだよ


竹原ピストルセットリスト
1.おーい!おーい!!
2.LIVE IN 和歌山
3.浅草キッド
4.あ。っという間はあるさ
5.Amazing Grace
6.みんな~、やってるか!
7.よー、そこの若いの
8.Forever Young
9.啖歌(朗読)*未発表



声援が一番多いのはやっぱりトータス松本さん

知名度?人柄?世代?全部かな


衣装もインパクトある着物(襦袢かな)を

黒いパンツとシャツの上に着付け、

羽織で登場

そこに赤いスニーカーを合わせるセンス、好き


地味色の着物より

派手派手スーツ着て欲しいなぁーと思ってたから

まさかの派手着物に歓喜


時間が押していたからか

サッサと歌に突入

それがキャンディーズの♪春一番♪

この季節にぴったり


予想的中♪相愛♪が聴けたからもう本望


ハーモニカの準備をしたけど
客席からの「ガッツくださーい」の催促が
なかなかしつこく
ハーモニカを外してリクエストに応えてくれた
♪ガッツだぜ!!♪はやっぱり最高の盛り上がり
みんな知ってる歌ってスゴイ
最後の♪バンザイ♪も
会場全員バンザイしてたくらい波打ってた
できれば
明星 か 僕の人生の何章目くらいだろう も
聴きたかったかなぁ

いやでも、
控えめに言っても最高のセットリストだった

優勝🏆

トータス松本(ウルフルズ)セットリスト
1. 春一番
2. いいたい事はそれだけ
3. 笑えれば
4. サムライソウル
5. 相愛
6. ガッツだぜ!!
7. バンザイ~好きでよかった~


帰りは中華をつつきながら

家族3人でアフタートーク

「また来年も来たい?」と言う問いかけに

夫も娘も首は縦に振らなかった

疲れ果てていた


知らない人、知らない曲が多過ぎた、と夫

年齢層的にちょっと違う娘


そうだねぇ私ももう少し

好きな人が出るんだったら頑張れるけど

やっぱり6時間は苦行だった

お尻周りの筋肉痛のような腰痛は翌日まで続いた


席種と出演者は大事だね


ワンマンライブの方がいいか?も?


でも、このお花見アコースティックフェスは

楽しいなぁ




お相撲さんに囲まれて満面の笑み


今回は初日のみの参加でした



ありがとう

ありがとう