土俵に見立てたセンターステージで多数のアーティストがギターの弾き語りを披露する
お天気に左右されない「お花見フェス」
J-WAVE主催で2013年から始まって
今年で9回目の開催
相撲を観に行ったことはなくても
ギタージャンボリーのおかげで
両国国技館に入ったことある人は多いはず
私もそのひとり
"のぼり"が両国国技館感を盛り上げるのだけど
この時は風が弱くて見えないー
ちょっと粘って撮ってみた
入り口には
これまた恒例の相撲似顔絵と
今年の出演者たちが描かれている
毎年、相撲似顔絵で人気グッズが発売される
公式さんのポスターより
アコースティックギター一本で
繰り広げられる弾き語りは
人間らしさが滲み出るから好きなのだ
天井近くには歴代の横綱が飾られていたり(廊下にも)
出演者ひとりひとりを
行司さんが「ひぃがぁしぃ〜〜」とか
「にぃ〜しぃ〜」とあの独特の節回しで
呼び出したり相撲感たっぷりで楽しい!
なんといっても
やっぱりこの座敷というスタイルは
寛げるからか、お花見感が盛り上がるのか
楽しみかたが他の座席と全然違った
皆様,だいぶ呑んでらっしゃる
そりゃあ、ちゃんこや枡酒もあるし
ワンカップ大関の
ギタージャンボリー限定ラベルもあるし
飲んでくださいって感じだもんね
さらに売店のメニューも
なかなか美味しそうなものばかり
これは呑むしかないですなぁ
2年前に来た時は飲食禁止だった
お菓子ぽりぽり食べてた夫は
摘み出されて怒られた→退場は免れた
飲食できるようになってよかったなぁ
お酒がまわってきてるのか
お目当ての出演者が出てくると
叫ぶ、喚く、応援する、リクエストするなど
声出しが断然元気なのがこのマス席だった
この日のタイムテーブル
飲まないつもりが、気づいたら
手にはまさかのワンカップ大関
自分がワンカップ飲む日が来るなんてねぇ
これは間違いなく
TOSHI-LOWさんが日本酒(おそらく大関)の一升瓶と
湯呑みを持って登場し
♪酒は大関ぃこころいき♪と歌ったからだ
曲の合間に、何度も湯呑みに注がれる日本酒
ゴクリ、、、美味しそう
まんまと買いに行くことになったのは
私だけではないはず
(売上貢献、大関さんも喜んだはずーー!)
「酒は大関」
昔のCMで加藤登紀子さんが歌ってたそうな
なーんとなく聞いたことある気がする
(色っぽいカッパの[黄桜]は鮮明に覚えてる)
そんなこんなで
マス席はどんどん盛り上がっていったのだった
ただし、最初から最後までガッチリ観てると6時間
腰痛もちの私には苦行でもあった
タイムテーブルをみて
お目当て出演者に照準を合わせて行ってもいいけれど
知らない人を知る、さらに好きになる、
という貴重な機会でもあるから悩ましい
早めに到着して
両国でランチしてプラプラ会場へ向かっていると
途中で「リーバイスのデニムが4割引」
というのを見つけた夫と娘が立ち止まり
結果的になぜか私が3本のデニムを抱え試着室へ向かうという謎のワナ?があって
(→しかも、試着して気に入ったデニムを
お買い上げしてその場で履き替えた)
両国国技館に到着したのは
開演時間を30分ほど過ぎた頃(→これも腰を守るため?!)
しかーし終演は21:00くらいだった
私の腰はズタボロ
→腰に自信のない方は椅子の席をお勧め
ステージ上だけでなく周りの状況も
観察するのが楽しい(甲子園に行っても野球より周りの人間模様ばかり見てしまう)
前の席の人の関係性(家族かな?友達かな?)を想像したり
どの出演者のこともじっくり観て、聞いて、
手拍子して、頷いて、
音楽そのものが好き!な人がいたり
連れてこられた子供は
寝転がってルービックキューブしてたり
(子供にしたら6〜7時間の苦行かもしれないけど)
こっそり持ち込んだお酒を水割りにして呑んでたり
小さなテーブルを用意してたり快適そう
毎年来てはるんだろうなぁ
無表情に見えるけど、
内心は楽しんでるんだろうなぁって人もいたり
この日を指折り数えて楽しみにしていたんだなぁ
などなど
皆んなが楽しむ姿が
こちらまで幸せにしてくれる♡
私が不覚にも涙したのは
TOSHI-LOWさんの最後の曲だった
どんなに喧嘩してても
「行ってらっしゃい」「行ってきます」
「おかえり」「ただいま」を言いましょう
それが、最後になることもあるのですからって話
能登半島の震災で妻と娘を亡くしたお父さんが
悔やんでいたという話
私もいつもうっすらとそう思いながら
「行ってらっしゃい」って言ってる
♪帰り道♪聴きながら涙が止まらなくなった
TOSHI-LOW セットリスト
1.酒は大関
2.杉並浮浪雲
3.今夜
4.満月の夕
5.帰り道
竹原ピストルさんは
自分でも「めちゃくちゃ声出てる」って言うくらい
ホントにめちゃくちゃ声出てた
「呼び方を統一してください」
「本名で呼ぶのはやめてください」
「ついにタケシと呼ぶ奴が現れた」→♪浅草キッド
会場とのやり取りが
ギタージャンボリーの醍醐味でもあるみたい
さすが最多出場者だけあっていなし方が上手い
テンション上がり過ぎて
生まれて初めて「カモン!」って
お客さんに呼びかけてしまったのを
照れ臭くなり白状してるところがオモロ
「だから今日はカモン記念日」
最後の「啖歌」はシビレタ
娘も最後は思わずラップの"ヨォ"の手になってた
熱く生きるって素晴らしい
熱さは周りも熱くする
→カーディガン脱いだよ
竹原ピストルセットリスト
1.おーい!おーい!!
2.LIVE IN 和歌山
3.浅草キッド
4.あ。っという間はあるさ
5.Amazing Grace
6.みんな~、やってるか!
7.よー、そこの若いの
8.Forever Young
9.啖歌(朗読)*未発表
声援が一番多いのはやっぱりトータス松本さん
知名度?人柄?世代?全部かな
衣装もインパクトある着物(襦袢かな)を
黒いパンツとシャツの上に着付け、
羽織で登場
そこに赤いスニーカーを合わせるセンス、好き
地味色の着物より
派手派手スーツ着て欲しいなぁーと思ってたから
まさかの派手着物に歓喜
時間が押していたからか
サッサと歌に突入
それがキャンディーズの♪春一番♪
この季節にぴったり
予想的中♪相愛♪が聴けたからもう本望