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サイミンは、どうですか?

日本テレビ朝のワイドショー「スッキリ!!」。
その番組内、栗原はるみさんの料理コーナー「はるみキッチン」で、
照英さんに着ていただくTシャツを13回の放送にわたって
提供してきましたパラダイス・プリンティング。
前回のブログに引き続き、実際には採用されなかった
Tシャツのデザイン画を今回もお見せしたいと思います。
ヴィンテージTシャツのパラダイス-saimin
料理番組だから、食べるものをテーマにしてつくろう!
と、何ともイージーな発想でデザインしたのがこれです。

ハワイのローカルフードで旨いものといえば、
ロコモコ、スパムむすぶ、ポキなどいろいろありますが
「サイミン」が旨いというハワイ通のひとは
あまりいないようですね。

「サイミン」の語源は、広東語の「細麺」から
きているという一説もありますが、いまだ不明のようです。
ただ、その昔さとうきびプランテーションの労働力として
中国やフィリピン、日本から多くの移民がやってきたハワイ。
そんな多民族によるミックス・カルチャーの産物として出て来た
食べ物=「サイミン」であることは、間違いないですね。

ハワイ在住時、いろんな知人・友人が日本から
観光でビジネスで、訪れてくれました。
彼等から「小腹が空いたから、ローカル・フードでも食べたいな」
というリクエストがあると、
必ずと言っていいほどサイミンを食べに行きました。

このサイミンだけは、なぜか「旨い!」と言ってくれた来客がいなくて、
いつかそんなひとが現われるのではと、妙な期待を込めて
ことあるごとにサイミンを食べに連れて行ったのであります。
ジッピーズから、ブルーバード・サイミンにいたるまで。

日本のラーメンという先入観がある限り、
「サイミン」は、何度食しても陳腐な味に思えてしまうのでは。
「サイミン」は「サイミン」以外の何ものでもない。
そう思えた時に、初めてサイミン独特の淡白な味が好きになる。

120年以上も昔のハワイ官約移民時代に思いを馳せながら
サイミンをすするのも、ナイス・トリップですね。

パラダイス・プリンティングへは、こちらからどうぞ。

ボツったものほど、かわいい。

忙しさにかまけて、しばらくブログから遠ざかっていたら、
アップの仕方まで忘れてしまいそうでした。反省!

日本テレビ朝のワイドショー「スッキリ!!」の
栗原はるみさんの料理コーナー「はるみキッチン」で
照英さんに着ていただくためのTシャツとして、
実物サンプルのほかにも数点のTシャツのデザイン画もおこして
提案させていただきました。そのひとつが、これです。
ヴィンテージTシャツのパラダイス-ohana
テレビのない生活をもう5~6年近く送っていて、
照英さんの衣装提供のお話しをいただくまでは、
実は、照英さんのことは知らなかったのですね。
(ごめんなさい。)

急いで、ウィキペディアをチェックしたり
芸能通の友人に聞いたりして情報収集。
スポーツ万能、モデルとしてもアルマーニのコレクションに出たり。
かといって、本人はいたって飾らない3枚目。
でも、いちばん気になったというか、
デザインのきっかけになったことは、実生活では1児の父でもあり
家族をとても大事にしているということでした。

ハワイ語で家族を「Ohana=オハナ」と言います。
ハワイの日常生活では、普通に使うハワイ語のひとつですね。
気心さえ許しあえば、血縁に関係なくオハナとして迎え入れてくれる、
そんな懐の深さがハワイのいいところ。

「人種のるつぼニューヨーク」なんて、およびもつかないほど
ハワイは、多種異民族がお互いの文化のいいとこ取りをしながら
仲良く暮らしている、とても素敵なアイランズ。

このTシャツは、そんな背景と思いをベースにデザインしましたが、
残念ながら今回は、日の目をみることはありませんでした。
いつか、機会があればプリントして自ら着てみたいです。
(引き続き、次回もボツ案シリーズで行かせていただきます。)

パラダイス・プリンティングへは、こちらからどうぞ。

やっぱり、さびしい。

ヴィンテージTシャツのパラダイス-flasher

日本テレビ朝のワイドショー「スッキリ!!」の
栗原はるみさんの料理コーナー「はるみキッチン」で
照英さんに着ていただいた
パラダイス・プリンティングのヴィンテージTシャツの数々。
残念ながら、7月9日の放送をもってその衣装提供を終了しました。

番組企画制作会社のオーナーである長嶋さんご夫妻には
たいへんお世話になり、ありがとうございます。
そして、長嶋さんを紹介してくれた友人のジュンへ、マハロヌイロア!
(ハワイ語で、Thank you so much!)

自身でデザイン、プリントしたTシャツがある日テレビの画面に映る。
しかも照英さんが着て。
ほんとうに光栄であり、毎週の放送が
とてもワクワク、ドキドキで楽しみでした。

照英さんもパラダイス・プリンティングのTシャツを
とても気に入ってくださり、うれしい限りです。
でも、そんな姿をもうテレビで見れなくなると思うと、
やはりさびしいものですね。

放送をご覧になった方々からは、ありがたいことに
たくさんのオーダ-もいただきました。

オーダ-をしていただくために、
このパラダイス・プリンティングのブログへ辿り着くには、
さぞお手数をおかけしたものと思います。
どうも申し訳ありませんでした。

おかげさまで、パラダイス・プリンティングの
ヴィンテージTシャツのネットショップも何とかできましたので、
ご興味があれば、ぜひお立ち寄りください。
こちらから、どうぞ。

次回のブログでは、「はるみキッチン」で
照英さんに着ていただくために提案した
ヴィンテージTシャツのデザイン画をこっそり紹介したいと思います。
最終的にカタチには、ならなかった
いわゆる「ボツった」デザインですね。
お楽しみに!

TOKIOといえば、YMO or ジュリーでしょ。

7月9日放送、日本テレビ「スッキリ!!」の
栗原はるみさんの料理コーナー「はるみキッチン」で
照英さんが着ていたニッポン・ヴィンテージ「マルミ」の
Tシャツを紹介させてもらいます。
ヴィンテージTシャツのパラダイス-tokio hat
今回のTシャツは、「東京ハット」という
1940年代に実在した小さな帽子メーカーの
希少な広告がベースになっています。

ヨーロッパを意識して、
英字表記は「Tokyo」ではなく「Tokio hat」。
書体もおそらく、あの老舗イタリア帽子メーカーの
「ボルサリーノ」あたりを
イメージして作ったんでしょうね。
ずいぶんと負けていますが。
(でも、そのヘタさ加減が好きなんです。)

そんな昔の写真を眺めていると、
帽子を身だしなみのひとつとして当り前のように、
しかも粋に被っているひとが多かったように感じます。

帽子を含めて、その着こなしが
凛々しいというのでしょうか、
なんかシャキっとして見えるんですよね。

カメラが普及する以前だから、
写真を撮られることに対して、
みんなが構えていたというだけではない、
着るということへの思い入れや、服への深い愛着が
そこにはあったのではないでしょうか。

それにしても、「TOKIO」と聞いて
ぱっと浮かぶイメージが
世代によってまるで違うからおもしろいですね。
「ジャニーズのね」と言われて「ハット」したら、
間違いなくYMO or ジュリー世代です。

その他のデザインもご覧になれます。

オトコは、みんなオオカミ。

7月2日放送、日本テレビ「スッキリ!!」の
栗原はるみさんの料理コーナー「はるみキッチン」で
照英さんが着ていたアメリカン・ヴィンテージ「146」の
Tシャツを紹介させてもらいます。
ヴィンテージTシャツのパラダイス
一見、オオカミに見える「タイガー」の絵柄がユニークな今回の1枚は、
第2次世界大戦中の1940年代、
アメリカ空軍のキャッチフレーズとも言える「Every Man a Tiger」と
何とも勇ましい?「タイガー」のイラストで構成された
パイロット養成学校のコマーシャルですね。

1940年代のはじめ、「フライング・タイガース」と呼ばれる
アメリカ合衆国義勇軍が誕生。
中国故事の「飛虎」から名づけられたというフライング・タイガースは、
数的に常に劣勢であったにもかかわらず、
敵機撃墜数は当時の空戦史上最高記録を出したということです。

「Every Man a Tiger」というフレーズも
おそらく、こんな背景があって生まれたものと思います。

「オトコは、誰でもタイガーである。」という今回のTシャツ、
ぜひ「草食系男子」と呼ばれる方々に着てほしいですね。

その他のデザインもご覧になれます。