1970年後半になるといきなりDISCOブームが来た
サタデーナイトフィーバーのちょっと前あたりからファンクやモータウンの「Soul Train 」が大流行🕺🏽当時イケイケであったであろうアメリカのDISCOカルチャーのかっこいいダンスを見ながらビートに痺れていった(笑)
週末になるとまるでお尻に火がついたように落ち着きがなくなりソワソワと遊びに行く計画を立てていた。私達の学校は週休2日制だったので金曜日の午後の授業から夜の待ち合わせ時間などのメモが頻繁に授業中に回って来たりしていた(笑)
街は浮き足だっていて根拠のない自信に満ち溢れていた。そういう時代…
私は赤坂にあるビブロスというちょっと格式の高いDISCOがお気に入りだった。
ここは最初の頃は会員制で入り口に厳つい黒服が立っていて服装チェックが厳しいので有名だった
なかなか関門突破できない事で有名だったけど、どういうわけか高校生の分際である私達が入れたのはそこそこ都会的な雰囲気を持つ若い女の子軍団でその中の何人かはモデルとかやっていたからだと思う(私はオコボレに預かる立場…いつも😅)
当時から芸能人が多く出入りし海外のアーティスト達も東京でコンサートをやった後は必ず来るという伝説のDISCO ビブロス
穴蔵のような階段を登り荷物を預けると中は別世界が広がっていた。
フロアは上下に別れその中をDJブースが上下に動き回る。
上の階の奥の席は暗黒に近い闇でいつもマリファナの匂いとSexが漂っていた…。
店の一番奥のトイレの鏡はマジックミラーになっているとかいういかがわしい噂が蔓延していたDISCO(笑)
外人の客が多いのでしょっちゅうビール瓶の破れる音で喧嘩が始まり灯りがついて営業終了…ということもよくあった…
私はこの店で色んなアーティストに会うことができた…
デビッドボーイ 🎸ロッドスチュアート🎸アリスクーパー🎸Kiss🎸ベイシティローラーズ などなど…コンサートの夜は世界一流のスタッフ達が
ビブロスに集まりそれを狙ってグルーピーの姉ちゃん達が集まっていた。
グルーピーというのは有名人とやる事を目的とした超派手で目立つ女たちのことでわかりやすく言えば叶姉妹のような人達の事
(私は叶姉妹のことをいまだにグルーピーの進化系だと思っている😅)
私のような別に可愛くもなければスタイルも良くないションベン臭い女子高生はグルーピーの後ろからそっとアーティストを覗き見るだけだったけどまだ17歳の私はそれだけで充分刺激的だった。
その隣にあったムゲンはビブロスがロック主流だったことに対してライブバンドのソウルミュージックが主流のDISCO
ビブロスが白人御用達のDISCOだったけどこっちは黒人御用達のDISCOだった🕺🏽
今思えばかなり有名なバンドも来たりしていたみたいでもっとライブを楽しめば良かったとちょっと後悔😅
【夜抜け】
私達は夜家を抜け出すのに「夜抜け」という手段を使った。
夜そっと部屋を抜け出し裸足で表通りまで走る🏃🏻♀️
私達は少女忍者隊だった(笑)
どんなにおしゃれ決めてヒール履いて踊っても夜抜け部隊は足の裏真っ黒😂
帰りはタクシーの中で化粧を落としパジャマに着替え運転手さんもビックリの早着替え(笑)
乗せた時はケバい姉ちゃんで着いた時は子供になってるって訳🤣
親友の政治家のお嬢の家からも良く夜抜けをしたけれどある日家の入り口にポリBOXが立って夜抜けが出来なくなった…
それでもなんとか抜け出して来ていたな(笑)
凄い根性👏🏽👏🏽
家を抜け出すスリルと華やかなライト
いつもの仲間との馬鹿騒ぎ🎉
あの頃の街はキラキラしててとても魅惑的だった…。🌃🎆🌆
親の起きる前にそっと家に帰るのだけど、
ちゃんと人型に作って鬘までのせたダミーは
3勝一敗の割合で暴かれていたけど😅(笑)
今になって思えばそれもいい思い出💕👍🏽