BOOKOFFにあるのを発見して、
今さらながら読みました。
「しがみつかない生き方」
それにしても、
「普通の幸せ」ってなんでしょうねぇ~?
この本には、そこに近づくヒントが10項目書かれています
1.恋愛にすべてを捧げない
2.自慢・自己PRをしない
3.すぐに白黒つけない
4.老・病・死で落ち込まない
5.すぐに水に流さない
6.仕事に夢を求めない
7.子どもにしがみつかない
8.お金にしがみつかない
9.生まれた意味を問わない
10.<勝間和代>を目指さない
・・・ってカンジですが、ワシの読んだ印象では
「何事も良い加減に(ほどほどに)」ってことみたいです。
ワシも、イロイロ思うのですが、
ごくごく「普通」(ある意味・容姿も学力も能力も)の女子が「勝間和代さんを目指します!」的に頑張っていて、イキイキとしているならともかく、ボロボロになっている・・・という不思議
「子供が絶対欲しい!!!」といいつつ、それはダンナだったりお姑さんとか親戚のため、んで自分はどうなの?・・・という不思議
「オレは頂点に立つ!!!」と言いながら、すぐ身近の上司にどうやってついていこうか・・・?と困っているのって?・・・という不思議
「アタシ、本当の友達がいないの・・・」と友達に相談する不思議
某横綱に対して「あんな態度、けしからんっ!日本の文化を冒とくしている!」とプンプンしといて、いざ引退となったら「惜しいアスリートをなくした・・・」と極端な風潮の不思議
(最近も、某オリンピックの服装とかであったよねぇ~。極端!)
・・・って、心理学的にいうとイロイロと解説はできると思いますが
単純にこの矛盾がキモチワルイ
確かに勝間さんはすごいと思うけど、日本の何100万人(どれくらい?)の「カツマー」が
ホントに勝間さん的になったら、すっごいコワイし
ちょっとイイコトすれば「すげー」みたく過剰に「いい人」に仕立て上げ、
ちょっとポカすれば「辞めろ!」「国民に謝れ!」みたいに
ハンドルの遊びみたいなものが全くないのもコワイ。
こんなに極端な考えや流れがイロイロとあると
確かに「普通の幸せ」が今いかに手に入りにくいかということは
想像しやすいよね。
ちなみに、この本はこんな言葉があとがきにありました。
『その原因を「社会」の問題にもとめよう、という本は、すでに数多く出ている。雇用、医療、そして介護など、社会の側の問題が解決しなければ、たしかに”ふつうの幸せ”は再び私たちの手には戻ってこない。
とはいえ、私たち自身にもできることはいくつもあるはずだと思う。
そのひとつが、「しがみつかない」という心や姿勢だ。』・・・
鳩山さんや民主党に働きかけることも大事だけど
最近の動向を見てるとやっぱり時間はかかりそう。
(時間がかかるだけならいいけど・・・)
ならば、自分のためにも
自分で何かをちこっと試してみるのも
いいんじゃない?と思うのだ。
みなさんは、どない考えますか?