役割葛藤 (やくわりかっとう)
相互に矛盾する複数の役割期待に対して
自主的に内的処理が不可能な場合、
通常、心的葛藤が生起する。
これを役割葛藤という。
たとえば、「子どもを持つ有職主婦」は、
<妻><母親><勤労者>など
それぞれの役割期待を同時遂行することを
要求されることがある。あちら立てればこちら立たずである。
今日、私たち現代人は複数のさまざまな組織・集団に
所属しながら生きざるを得ない。
それゆえ、役割葛藤という概念は、私たち現代人を巡る
諸問題(例:<組織と個人>の問題)の解明・解決を
企図する場合に、一つの重要な鍵概念となる。
(「カウンセリング辞典」より)
いろいろな仕事をしている今、
会社員との違いの中で大きく感じるのは
「アウェイ」感。
まあ、その場にいる人や場所をどんな風に捉えているかにも
よると思うんだけど、それぞれに「求められた役割」が大きく違うと
切り替えるのがタイヘンだったりする。
引きずっちゃったりねぇ~。
「アウェイ」をいかに「ホーム」にするかが
ポイントな気がするわ。
んで、それには
「ココを、『ホームにしていこう』」っていう
自分のキモチが必要なワケで。
カウンセリングは、「とっても悩んでる人しか行っちゃいけない」モノと
思っていませんか?
先日、初めていらしたクライエントさんから
「たいした問題じゃないので、こんなことで来ていいかと・・・」
というお話をいただきました。
気になること・困っていること・悩んでいること・・・は
「あなたが相談したい」と思った時点で、なんでもお話ください。
カウンセラーはお話を聴く準備ができています。