1.味覚が敏感になるから
サウナに入ると、体内の水分や塩分が熱さのため失われ、糖分もエネルギーとして消費されてしまいます。
消費された塩分や糖分が欲しくなるため、味覚が通常よりも鋭くなるので、サウナ飯が感じられるのです。
塩味、甘味、酸味という3つの味覚は、サウナに入ることで以下のように変化します。
A:塩味 | ・体内にあるナトリウムが発汗のため減少する ・塩味に敏感になる |
B:甘味: | ・血流量調整や発汗のためのエネルギー(ブドウ糖)が消費される ・甘味を欲しがる |
C:酸味 | ・クエン酸を消費して血流量調整や発汗をする ・酸味に敏感になる |
2.空腹感が増すから
発汗によるエネルギーの消費によって、血糖値が下がり、脂肪を分解してエネルギーを得ようとします。
「遊離脂肪酸(脂肪分)」が血液の中に増えると、情報が脳の摂食中枢に伝えられ、エネルギーを欲するため空腹感が増します。
3.胃の調子がととのうから
血糖値が下がり胃の調子がととのうため、胃の中の食べ物が残っていたとしても、空腹感を感じやすくなります。