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☝ところてん。今年初🎉
ところてんも寒天も、原料はどちらも海藻である天草(テングサ)。
天草からところてんができ、そのところてんを凍らせて乾燥させたものが寒天なんです。
「ところてんと寒天は製法が違うだけ」ということは一般的にはあまり知られていません。
ところてんには海のミネラル分がたくさん含まれていますが、寒天には全く含まれていません。逆に、ところてんには磯の匂いが残るので苦手な人も多いですが、寒天はほとんどにおいがしないので、万人に受け入れられやすく、料理やお菓子にも使うことができます。
ところてんは中国から伝わった食べ物です。
いつ頃日本に伝わったのかは諸説ありますが、仏教伝来の頃(538年)中国から精進料理の伝承に伴ってこんにゃくと共にその製法が伝えられたと考えられています。
奈良時代に食用されていたことが正倉院の宝物(ほうもつ)の木簡に記録されていることも確認されているようです。
701年に制定された「大宝律令(たいほうりつりょう)賦役令(ぶやくりょう)」の中には「心太」が貢納品として記されています。
江戸時代中期から幕末まで、ほぼ毎年刊行されていた川柳の句集「誹風柳多留(はいふうやなぎだる)」の91編(文政9(1826)年 刊行)には
「心天売は一本ン半に呼び」
という句が掲載されています。
江戸時代後期の三都(京都・大阪・江戸)の衣食住や行事などをまとめた「守貞謾稿」には
江戸の町を行き来していた行商人:棒手振(ぼてふり)がところてんを売る姿が挿絵として描かれています。
すごく歴史があるんやね~🧐
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昨日の晩ごはんでしたー🙌