クリスマス寒波で全国的に大荒れの天気になりました。
日本海側だけではなく、太平洋側も雪が降りました。
名古屋市では、12月の積雪では6年ぶりに8センチを記録しました。
名古屋市には、24日から大雪注意報が発令されていて、大雪に警戒が必要とされていました。
愛知県西部に雪雲も流れた理由として、日本海から北西の風が流れ込んだため、福井県若狭湾
付近から流れ込んだ雪雲は北西の風に乗って、雪雲は滋賀県の伊吹山地を越えて、愛知県西部に
流れ込んできました。
地図上で見ればわかるのですが、愛知県西部は、福井県嶺南地方の日本海側から愛知県西部の
太平洋側までの距離が短いということと、雪雲がぶつかる山脈が少ないということで、雪雲に含む
雪雲が抜け切れず、太平洋側にも雪雲が流れ込んだ形になったと思われます。
そして、交通機関にも影響が出て、東海道新幹線では、岐阜県内の倒木による架線の破断で、
停電になり運休や、遅れが出てダイヤの大きな乱れが発生しました。
また、高速道路は愛知県内で通行止めなどが発生しました。
この雪は明日には収まる方向に向かいますが、強い寒波だったため、寒気が居座ってしまっているという
ことで、低気圧が離れても、気温が低い状況が続くと見られます。
年末に向けて、体調の管理はしっかりしておいてください!!