ご訪問いただきありがとうございます🍀
大変申し訳ありませんが
現在、母の介護やら在宅ワークの繁忙期につき
コメントやメッセージは
お休みさせていただいております
<(_ _*)>
あらためまして
埼玉県在住の50代主婦メイ子と申します
子育てもやっと一段落したところで
夫が突然大動脈解離で倒れてしまいました
(現在は社会復帰できています)
人生の残り時間は
いつも心が笑っていられるように
自分の気持ちを大切にして
日常のあれやこれやを
日記代わりに綴っていこうと思います♪
(*´˘`*)よろしくお願い致します♥️
私がOL全盛期の頃はコンプライアンスなんて言葉もなく、女性はお茶汲み・コピー・宴席でのお酌も当たり前とされていた。
飲み会も頻繁に開催されていたし、そのうえ会社の大運動会や慰安旅行も半強制の行事だったと子供達に話すと驚かれる。
現代だったらイエローカードどころか、レッドカードの部類もあったのに「断る」という選択肢すらなかった。
その時代はとにかく「団結」することを強いられていたように思う。
個人の「個」を捨てるのが社会人になるということなのだと徹底的に叩き込まれた気がする。
でも、今にして思うと決して嫌な思い出ばかりではない。
いや、むしろ嫌な記憶は脳が消し去ってくれていて、懐かしく思うから不思議だ。
忘却の彼方。
歳をとると「忘れる」ということは、神様が与えてくれた優しさなのだとつくづく思う。
同世代の夫も同じようなモーレツ社員時代の思い出があるので、最近のアッサリした人間関係になるまで戸惑いはあったらしい。
上司に誘われたら「絶対」だった飲み会も、堂々と断れるようになり、コロナがきっかけで飲み会自体も消滅しつつある。
あと数年したら絶滅するのかもしれない。笑
若い社員の言動に初めは違和感があったけれど、今ではそれが当たり前のように受けとめられていると言う。
一方、私は出産と同時にキャリアは捨て、子育て中はパートの立場で世の中を渡ってきたので、夫ほどリアルな変化を感じてはいなかった。
なので、いざ子供達が就職すると心配でいろいろ聞き出してはアドバイスしたくてウズウズしていた。
特に息子はマイペースなところがあって、上司に好かれるか嫌われるか極端だろうな……と思っていた。
息子の会社は定時であがれるけれど、やろうと思えばいくらでも残業ができる。
残業代もきちんと払われるので、収入の為に率先して残業する人も少なくない。
繁忙期は半ば業務命令的に残業を強いられる時もあるけれど、普段は有志の善意に支えられている部分が大きいらしい。
それはそれでWin-Winなのかもしれないけれど、昭和のモーレツ社員時代の記憶が残っている私は
「たまには自分から残業した方がいいんじゃない?」
と、ついつい言いたくなってしまうのだ。
会社に貢献している姿勢を少しは見せないとマズいんじゃないの?的な心配をしてしまうのだ。
すると息子は
「嫌だよ。言われたら(残業)するけど。」
と平然としている。
いやいや、たとえ見せかけだけでも、ちょっとはやる気を見せておくのも社会人としてのスキルじゃないの?
すると夫まで私を説得するかのように
「今の若い世代はお金(給料)よりもプライベートって感じで、うちの会社もみんな残業したがらないのは同じだよ。」と言う。
実家暮らしだからガツガツ稼ぐ必要もないと言えばそれまでだけど、いや……私が言いたいのはお金よりもむしろ精神論的な部分なんだけどな。
そう考えるのが、そもそも私が時代に取り残されているということなんだろう。
ちなみに息子の会社は就業後に勉強会や食事会があって、息子も入社1年目は参加していたけれど、最近はそれすら参加しなくなった。
結構いいお店で美味しいものを食べさせてもらえるのに「行きたくない」と言う。
……もったいない……。(心の声)
これについては、ただただ食いしん坊の虫がウズいてしまっているのかもしれない。笑
そして
そんな母メイ子を息子は更に驚かせる。
昨年の夏頃から息子の会社の新たな福利厚生として、昼食のお弁当を会社負担で食べられることになったのに、息子はそれを利用しないのである!
なーぬー‼️
これに関しては、さすがに納得がいかなかった。
社会人になってからは夫に言われてお弁当作りを卒業していたので、息子は自腹でお昼を食べている。
近所にランチへ行くこともあれば、コンビニで済ますこともあるみたいだけど、昼食代の出費は決してバカにならないと思う。
それなのに……それなのに……なぜ?
息子に言わせれば答えはシンプル。
「美味しくないから。」
だそうです!!
え━━━━っ!!
お昼のお弁当にそこまでのクオリティーを求めちゃいけないよね。(しかも会社負担なのに)
「何度か食べてみたけど、残すのも悪いから……それなら自分で食べたいものを食べた方がいいから。」ということらしい。
そう言われると、私も先月の大腸内視鏡検査前日に指定のミールキッドを2回食べなきゃいけない時に、かなり抵抗があったっけな。
自分の食べたくない物を食べるって、食いしん坊的には軽く苦痛だったりするのよね。
そう考えると息子の判断も
まんざらわからなくもない。
だけど
無料のお弁当の権利を
みすみす放棄するって……
やっぱり
時代は変わったんだなと
つくづく思うメイ子でした。