新宿バラバラ殺人事件 | 同じ空の下で ~ To you who do not yet look ~

同じ空の下で ~ To you who do not yet look ~

まだ見ぬあなたへ。僕らは、同じ空の下にいながらも、それぞれの感じ方で生きている。
「偶然は必然」というように、僕らを直接結びつけるものはなくても、意図しない形で、思いもよらない所で、あなたと私がきっかけひとつで繋がったことに感謝☆



(以下、毎日新聞ニュース)


16日午前8時頃、東京都新宿区西新宿7の路上で、

「ゴミ袋に入った死体のようなものがある」と

近くに勤める男性(47)から110番があった。

警察官が調べたところ、男性の遺体の胴体部分で、

頭部や腕、下半身が切断されていた。

警視庁捜査1課と新宿署は死体遺棄事件として捜査を始めた。


調べでは、遺体は2枚重ねにした

東京都指定のゴミ袋(90リットル)の中に入れられていた。

全裸で、左手のひじから先と右手首、へそ下約5センチから下の下半身が

のこぎりのようなもので切断され、胴体部分だけだった。

若い成人男性とみられ、目立った傷はなかった。

ゴミ袋は口が開いたままで、道路の縁石に接する場所に放置されていた。


現場はJR新宿駅の北約400メートルの線路沿いの、

飲食店や会社事務所が入ったビルが立ち並ぶ一角。

線路を挟んで反対側には繁華街・歌舞伎町が広がっている。

平日の朝や夕方は通勤のサラリーマンや学生が通るが、

夜間や週末は人通りが少ないという。


現場近くのビル管理会社の男性社員(47)は、

出勤途中に路上で遺体を目撃した。

男性は「白っぽいビニール袋の口が開いていて、

首のない人間の上半身が見えた。皮膚は黒ずんでいて、

とても正視できる状態ではなかった。

周囲には大勢の警察官がいて物々しい雰囲気だった」と話した。


また、現場近くを通りがかった運送会社の男性社員(25)は、

「この辺りは歌舞伎町にも近いので、

普段からホームレスが路上で寝ていたり、

酔っぱらいが倒れていたりすることも多い。

でも、遺体が捨てられたというのは初めてのことで、ぞっとした」と話した。


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この小滝橋通りには飲食店や雑居ビルが非常に多く、

線路沿いのこの通りは人ごみを避けるための裏道として利用している。

この現場のすぐ近くに店があるので正直ぞっとした。


かつて地元の吉祥寺でもバラバラ殺人事件はあった。

井の頭公園を入ったすぐ脇で、当時はまだ黒いごみ袋に入れられて…。


新宿だから何があっても驚きはしないが、

自分の生活する風景に飛び込んでくるような場所で、

このようなことがあったことがショックだ。

裏通りはパチンコの景品交換所などもあり、確かに暗くて空気はよどんでいる。

雑居ビルの火事で死傷者を出した歌舞伎町とは、

線路を挟んだ位置関係なだけに、ますます新宿のイメージが悪くなる。


でも、これが新宿。

大ガード下の交差点をひとびとが足早に過ぎるその脇で、

別の世界が存在する街。それが新宿。