「ひと粒の麦〜Moment」私にできること

愛知県稲沢市正明寺の

ピアノレッスン＆ピアノかふぇ

Mele たかのひとみです

ブログにきてくださり

ありがとうございます

おはようございます

昨日は奈良へ出張♫

ピアノ伴奏の仕事に行きました

13年続いている

奈良、西大寺の歌の会です

人も音楽も出会い

何かのきっかけで

初めて出会う曲、

懐かしい曲、

出会う曲ってありますよね！

歌の会はそんな楽しみが

あるんですよ！

私もこの歌の会を通して

出会う曲がたくさんあります

昨日、選曲した一つの歌

さだまさしさんの

「ひと粒の麦」を紹介しますね！

アフガニスタンで

凶弾に倒れた、中村哲医師に

捧げられた歌です

1991年、医師として派遣されていた

中村哲医師は

パキスタンからアフガニスタンへ

険しい山岳地帯に

初の診療所を作り

多くの人の命を救われました

内戦や干ばつで苦しむ

多くの人を救うには

医療だけでは限界があることを

痛感されて

水は人々の命を救う

一番の手立てだと考え

地元の人たちと

用水路を次々に作られました

全く何もなかった砂漠に

水路を作り

土地を潤し

農作物を蘇らせ

65万人の自給自足が可能になりました

勇気ある日本人の功績を讃えて

さだまさしさんは

ひと粒の麦を作曲されました

曲の終わりにベートーヴェン　

ソナタ「悲愴」　第2楽章が

アレンジされていて

中村医師が好きな曲だったようです

中村医師の残した言葉を

改めて紐解き、

読み込むうちに

その志は永遠に

受け継がれていくことを

確信されました。

そして、曲ができあがってみると

中村医師から手紙をもらった

ような歌になったそうです

ひと粒の麦〜Moment〜

ひと粒の麦を大地に蒔いたよ

ジャラーラーバードの空は
蒼く澄んで
踏まれ踏まれ続けて
いつかその麦は
砂漠を緑に染めるだろう

戦に疲れ果てた貧しい人達には
診療所よりも一筋の水路が欲しい

水があればきっと人は
生きられるだろう
諍いを止める手立てに

Momet
薬で貧しさは治せない

Moment
武器で平和を買うことは出来ない

Moment
けれど決して諦めてはならない

ひと粒の麦の　棺を担う人に
伝えてよ悲しんではいけないと

この星の長い時の流れの中で
百年など一瞬のこと

ペルシャワールの山の向こうの
見果てぬ夢以外に

伝えたいことは
他にはあまりない

珈琲カップに夕日が沈む頃に
ふと思い出してくれたらいい

Moment
いつか必ず来るその時まで

Moment
私に出来ることを為せば良い

Moment　
私に出来るだけのことを

Momet
薬で貧しさは治せない

Moment
武器で平和を買うことは出来ない

Moment
夢はきっと引き継がれるだろう

Moment
私に出来ることを為せば良い

Moment　
私に出来るだけのことを

　　　ひと粒の麦〜Moment〜より
　　歌詞　さだまさしさん