FIFA WORLD CUP GERMANY 2006 FINAL
PK 5 - 3
とうとうW杯も終わってしまいました。。。
さすが、世界№1を決めるだけの試合とあって、
激しい試合になりましたね。
正直、あの試合を日本代表が戦っていたら、何人かは
骨折したんじゃないかというほどの、激しい当たりが多かった。
フランスの得点は、マルダがうまいコケかたでPKをゲット
それを、ジダンが遊び心のあるキックで冷静に沈めて先制。
バーに当たった瞬間、ジダンもちょっとびびったんじゃないでしょうか。
しかし、マルダのコケかたはうまかった。
マテラッツィもファールをとられると思って、足を引いていましたが、
あの場所に、あのスピードでいけばほとんどファールをもらえ
ますからね。
ただ、その後も同じような場所で、マルダはダイビングしていたので、
あまり好きにはなれない選手です。
TVを観ながら、「勝負に行けよ！」と熱くなってしまいました。
そして、イタリアの得点は、PKを与えてしまったマテラッツィが
意地の同点弾！
やはりセットプレーの時に、あれだけデカイ選手がいるのは強みですね。
さらに、ピルロみたいな優秀なキッカーがいれば威力は倍増。
イタリアは先制されたことで、全く仕事ができていなかった
ペロッタとトッティに変えて、同じ攻撃的な選手を
送り込んだために、守備が手薄になりフランスの猛攻を
浴びていましたが、さすがカテナチオ。
見事、延長へ持ち込むことに成功。
延長戦も攻撃のフランス、守備のイタリアは変わらなかった、
いつフランスが得点を奪ってもおかしくない状態で事件は起きた。
ジダンがマテラッツィに頭突きを食らわして、一発退場！
これで、イタリアはぐっと楽になったでしょうね。
トレゼゲやヴィルトールといった攻撃的な選手が次々に
ピッチに送り込まれたが、集中した時のイタリアから
得点を奪うのは至難の業。アンリがいなけりゃ尚更です。
そして、PK戦でイタリアが勝利。
今大会を観ての感想は、やはり守備が堅いチームは強い。
ブラジルのずば抜けた攻撃力が、今大会の目玉にになると
言われていましたが、守備が安定していないと勝てないんですね。
決勝戦では、カンナバーロ、マテラッツィ、テュラム、ギャラスの
両チームのセンターバックが、世界最高峰のプレーを見せてくれた。
特に、カンナバーロとテュラムは経験豊富なだけに
危険なシーンには必ず顔を出していました。
MVPはジダンになりましたが、僕は、カンナバーロだと思います。
ジダン最後だから仕方ないのかな？
次は、2010年 南アフリカ大会
今大会で活躍した若手や、さらに若い選手が次々にでてくるだろう。
今度は、攻撃的なサッカーをする国が頂点に立つことを願い4年間待とう。