離島巡り 2024.6.28-30
久米島 編....
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『泣きたくなったら、久米島へ来たらいいさぁ~。』
那覇から飛行機で30分
フェリーだと3~3時半
サンゴ礁に囲まれた美しい楽園
リーフの向こうには1500m級の深海が広がり
豊かな生命を育む黒潮が流れ込む
久米島周辺海域は未知の生命体の宝庫
生命たちの楽園なのだそう
そして久米島は大きい、、、高校がある
宮古島や石垣島など大きい離島は高校があるけど
私が普段行く小さな離島には高校はない
小中が一体化した長閑な学校がどうにか存続
中学を卒業すると親元を離れて大きな島の高校に行く
春 生まれ故郷の島と家族から離れ
不安げに旅立つ少年・少女たちの特集に良く出会う
高校を見かけてそんな思考になるくらいには
ほんの少しは
この島の歴史や習慣を知れてきたのかな
9時に那覇の泊港出発しお昼過ぎに久米島上陸
バスでイーフビーチ方面へ移動
ランチして宿で荷物を軽くして自転車借りて、、、
夏空の下 漕ぎ出して
、、、10分で撃沈笑
本気の夏の太陽光線からの目眩
肺に入る空気の熱さからの苦しさ
容赦なく肌を焼く紫外線の痛み
死んでしまう。。。
10分でUターンして1件だけ発見したファミマに避難
店内徘徊クールダウンの後アイスコーヒーGET
外の日陰で自転車の隣に座って時間を潰す
(流石に10分で自転車返却は恥ずかしい)
40分後には返却しw 探検は中止!!
イーフビーチの日陰に基地を作り読書に変更
梅雨が明けて 完全に夏空&夏雲仕様
どこまでも続く真白い砂浜の眩しさに目を眇めつつ
その美しさに溜め息だよ。。。
整備された海水浴場ではなく 天然のビーチ
外国人カップルやファミリーが日焼けや昼寝してるくらいで
静かだし
潮のイイ匂いだし
ビーチだと冷たい海風が心地よい
真夏の昼間はビーチで決まりだ、、、な
陽が傾くまで白い砂に寝そべって読書タイム
ちょっとした隙間時間にサラっと読めるかなって
今回のお供は詩集にしてみた...
海風って耳元で意外と賑やかだから
少し離れてると他人の声は届かない
詩はリズムがあるから声に出して読むと
そのリズムが、、、心地よかった
なかなかステキな時間を過ごせたかな
「汚れつちまつた悲しみに、、、」(* ´艸`)クスクス
2日目
少しは島探検もしたいし、、、
でも車だと見逃してしまう温度や風や景色がある
ちょっと勇気を出して原付バイクにする?
(車免許取り立ての頃振り?大丈夫か自分??)
ぜんっぜん大丈夫ぢゃーなかった
ってか乗りにくいいろいろ島仕様だから?
アクセルの遊びの部分がめちゃ多くて怖かった、、、
見晴らし台の駐車場に停車する時の砂溜まり
そこで倒してしまい一緒に転んで肘擦りむいたし
痛いのはいいとして、、、
心のダメージから立ち直るまで15分くらい凹んでた
転んだせいで脚とか腕とか砂だらけで汚いし
ミラーがブラブラしちゃってるし(後で締め直せた)
何よりも大人になると転ばないから心のダメージがっ
もう原チャ返しに行こうかとも思ったケド
なんとか気持ちを立て直して頑張った
この子ね。。。一緒に転んだ子。
約15分の精神的ダメージから心を立て直し
なんだかんだ~と夕方まで汗だく探検
ほんっと暑くてあつくてスポドリ4本飲んだっけ
最高の気分になれる 「てぃーだ橋・つむぎ橋」
(ここの見晴らし台駐車場で転ぶ)
傷口や砂を洗い流した比屋定バンダ展望台からの眺め
(心の傷もこの辺りで少ーし癒える)
道を間違えて 再び ブルー、、、アツイ
そして、、、
ココに来たかったから原チャ頑張った~の「笑島」
久米島は車海老の養殖で有名
濃厚車海老スープのソバは最高だった
(ココら辺で心の傷完全回復)
ブラブラのミラーもココで直せたw
暑くて迷ったけど ほぼダメージ回復したので
やっぱり行ってみた 鍾乳洞 「ヤジヤーガマ」
2kmくらい暗闇の洞窟を進むと
トトロの庭みたいな素敵な空間に出られるらしいのだけど
暗闇過ぎてスマホのライトぢゃぜんっぜん見えなくて
コウモリが飛び交う音とその羽根からの風?
コワ過ぎて3mくらいで撤退
駐車場に戻る途中 「久米仙人」を名乗る変なおじぃに遭遇
案内しちゃろーかって誘われて
ちょっと、、、うさんくさ、、、とも思ったケド
本当に島のおじぃの雰囲気だったし詳しそうだったし
、、、で 結局 ヒョコヒョコと付いて行く、、、
中は暗すぎたし突起とか凄くて写真撮る余裕なし
水分やそこに付着した微生物の死骸?
そういったモノが金色や銀色に発光してて
キラキラ煌めく神秘的な美しさに感動
コウモリは向こうが避けるから気にしないでいいそう
それにインディージョーンズ気分も味わえた
(相棒は島の面白おじぃだったけども)
お陰で2km楽しく歩けて
素敵な小庭まで辿り着けて、、、感謝
↓↓久米仙人
辿り着いた秘密の小庭は
湿度で空気が粒みたく可視化されてるような世界
そこに光が乱反射して
写真にはおさめきらない美しさ(腕がないとも言うw)
イイ思い出をいただいた
「またねっ!」
そう元気に手を振ってお別れ。
けっこういい時間になってて
原付も返さなきゃだし
そこから宿までバスに乗りたいし(歩くと30分)
夕ご飯の時間までに帰って来てって言われてたので
その前にシャワーもしたいし
そろそろ 帰ろう(16時くらいだったかな)
美しい海を渡る橋の麓にある白い民宿
トイレやお風呂などの開け放たれた窓の向こう
いつでもブルーグリーンのグラデーションが映る
こんなグラデーション。。。
流される雲に風の強さを知る
何度も何度も見に行って
いつまで眺めてても 見飽きることはなく
楽園。。。
同じ年の同じ日 同じ宿。。。
偶然か 或いは 必然か
一緒のテーブルで晩ご飯を食べたのは
2人の男性
それぞれ 気ままなひとり旅
旅が好き
なんにもなくて
多くの人に「不便」って形容される小さな離島を
「最高に贅沢な時間を過ごせる楽園」 だねって
そう 同じ価値観で笑い合える
美しいホテルとは程遠い
トイレやシャワーも共同で様子見なきゃだし
でもそんなのも上手に楽しめる
心を無防備にして
何も考えずに思うままを言葉にできる
初めて逢う 仲間みたいな他人
あの島は行った?
あの島は?まだ??
どうだった???
あの島のあそこ、イイよね、、、
あの島の海の色はさ、、、
そんな話しを永遠としてられそうな 時間
コロナ前は海外旅行にもよく行ってて
ちょっとディープなアジア圏とかもスキ
モチロン パラオとかの美しい島もスキ
私は中央アジアとかはちょっと怖気づいてたけど
男性陣はへっちゃらみたいで ちょっとズルい
ハプニングという武勇伝を聞き 羨ましがる私
「普通って言われる価値観とは ずれた自分」
自分ってそうなんだって知ってから
随分生きやすくなった 私の世界
できるだけ自分のまま 自由でいたい
そうするための方法がわかるようになってきて
こうして居心地よい環境を上手に選べるようになった
、、、やっと
淋しくない?って聞かれるけど
楽で心地よいって感覚の方がずっと大きい
そんな異星人な人間が
「仲間」を探してココへ来た訳でもないのに
そもそも「仲間」を探したい性格ではないからね
そんな風なこんな風でもw
心を開放して本心だけでスキを語りあえる
そんな他人に出遭えるなんてね。。。不思議
どうやらそういう場所が沖縄の離島らしい
波照間島でも
鳩間島でも
阿賀島でも
そうしてココ 久米島の片隅の小さな宿でも
「仲間」に遭えた
きっともう逢うこともないのかもしれないけど
今だけ この数時間だけの
同じ風をまとう
世間ではちょっと異星人な
ボクタチの逢瀬
キレイだねって、、、
そう ボソッと呟く
旅の途中の時間の束の間の重なりで、、、
*消音にしないと風がウルサイです
お喋りに夢中で半分した撮ってなかった
上陸して初めに食べたエネルギー源
いつでもどこでも氷ぜんざいはソウルフード
お別れはもうひとつの沖縄らしさのお店で
迎えの船が来る、、、ね
久米島 編....
fin.
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あっつ~ッ
沖縄の夏4年生
ちょっと経験のない暑さ体験中
梅雨明けて夏本番はいつも通り
でも 圧倒的スコールの無さ、、、
暑さが何層にも重なり朝から夜までアツ...
最強アネッサ日焼け止めで遊んでるのに
既に焦げコゲな肌、、、
島っ子に「ソレ、ヤバくない?」
そう言われてショック
もう手遅れ
内地はいかがでしょうか...ご自愛あれ