冬たび 2024
day-3 有田さんぽ編
約400年前 日本で最初に磁器が焼かれた有田
古い町並みが残る町のこの季節は 閑。
江戸期に始まる有田焼の発展と時代の変遷から、町家や洋館建築が混在した町並み。2km続くらしい建物の多くからは、現在も人の暮らす気配
登り窯を築くために用いた耐火レンガ
その廃材(トンバイ)を赤土で塗り固めて作った塀
裏通りへと続く塀に誘われるように ただ 歩く
。。。静寂
伊万里から有田は車で20分くらい
町への入口に聳えるのが泉山磁石場
江戸時代初期に朝鮮人陶工 李参平により発見された磁石場。約400年前この場所で陶石が発見されたことで、日本で最初の磁器産業が興ったと
山が採掘された痕が残る奇景を前に、400年の昔に思いを馳せつつ、、(『どうする家康』を思い出してた太閤の朝鮮出兵とも大いに関係のあるだろうこの辺りの歴史
)
歩道に散りばめられた陶片(ベンジャラ)が可愛い
紅葉の季節はとても美しいらしい
有田の古い町並みの中にある 陶山神社
上る石階段と鳥居の間には、、、何故か線路
モチロン現役の線路で時々列車が走り抜ける
こんなに無防備な線路が入口にあるのに、今まで1度も事故など起きたことがない。それはきっと陶山神社の神様のお陰、、、そう、最後に寄ったカフェの女性が少し誇らしげに言ってたっけ
石の階段を上ると
白磁に淡いブルーで唐草模様が描かれた
磁器製の美しい大鳥居
大水ヒゲや狛犬、欄干なども磁器製
冬の冷たく澄んだ青空に映えて、キレイ。
龍の御守りをいただいて、ご機嫌。
キレイで
かわいい神社だったぁ。。。
夕方、、、有田の町ともお別れの時間
最後は美味しい珈琲で
カップたちが窓際のテーブルで日向ぼっこする
素敵なアトリエ兼カフェでほっこり。。。
白磁に鮮やかな青が映えて
美しい、、、何度もそう思った旅
本当は今回、久しぶりに女子っぽく『ことりっぷ』旅をキメコモウって計画で。2ヵ月も前から本を買い、女子好きする素敵なカフェのセレクトを眺めつつ、めっちゃ楽しみにしてたのに!!肝心の本を忘れるという大失態職人の手でひとつひとつ丁寧に描かれた有田焼のうつわたちに盛り付けされた、美味しいランチを、、、って計画も断念。伊万里に予定より長居し過ぎて、時間も足りなかったし、ね。
また次にってことかな
有田さんぽ Fin.
最後に寄った素敵なカフェのお店の方
羽生くんの佐賀アリーナ来訪を知ってて
「チケット取るの大変なの?」
「携帯使えないとチケット取れない?」
「あぁ、、、見てみたいわ」
そう、興味津々に質問されまくり
「やっぱり美しいの?」
「美しかった???」
そう、何度も聞かれた
そりゃぁもう。。。。。
美しいですとも(ため息でちゃうほど
)