録画していた『クライマーズ・ハイ』をみました。

ジャンボ機墜落事故を報道する地方新聞社、そこにつとめる悠木(堤真一)を中心とした人間模様。

あらずじやストーリーの紹介は、その手の記事やブログが世の中に沢山あるので、私のブログでは、私が思ったこと、感じたこと、影響を受けたことを好き勝手に書いてます。

憎らしい権力の権化である新聞社の社長を山﨑努が演じている。で、この社長におもねる社員たち。最後は悠木も辞表を出す訳だけど、こういう腐った組織ってそこら中に沢山あるんだろうな。

過労死って言葉があるくらいだから、とくに日本に多そう。思考停止状態で、死ぬまで辞めずに働き続ける、みたいな。
 

そして、辞めないのをいいことに、ますます権力者が図に乗ってしまう。人間、立場が逆になれば、誰でもそうなり得ると思う。

嫌ならみんな辞めちゃえばいいのに。そうしたら、社長だけでは何一つできない訳だから、事業継続できなくなる。


でも、世の中に必要な仕事であれば、別の誰かがやると思う。そうした新陳代謝で、訳の分からない社長や権力者は減るはず。
 

多くの人は、生きるために仕事してると思うけど、逆に仕事のために命を捧げる... 逆だよね。

話しは変わるけど、日航ジャンボ機墜落事故があったとき、私は高校1年で部活の夏合宿中で、ちょっと後から事故を知ることになりました。


合宿の最後の方にサッカー部の奴らが入れ替わりに合宿に入り、その時、「おまえら、世の中で大惨事があったの、知らないだろう?」と。


ただ、その時は、まだ、そいつが冗談を言っているのかと思ってて、合宿が終わって家に帰って初めて事故を知った。スマホや、ましてやガラケーすら無かった時代のはなし。

監督:原田眞人
脚本:加藤正人、成島出、原田眞人
製作:若杉正明、竹内成和
出演者:堤真一、堺雅人、尾野真千子、髙嶋政宏、山﨑努
主題歌:元ちとせ「蛍星」(イメージソング)
配給:東映、ギャガ
公開:2008年

以上