ALOHA🌺


レフアです。


最近…身体の障害を持った方絡みのいざこざをよくネットで目にしますよね。

4月から障害者差別防止の法律が変わる中で色々目や耳に入ってきます。

私のような小さい人間が言うのもなんですけど

この手の記事に書かれてる人って障害者がどうの以前の問題で人間性ヤバいんじゃね?と思う人ばかりです。


数日前ある記事で「イオンシネマの対応があり得ない!」とお怒りの某女性車椅子インフルエンサーさんをお見かけしたのですが…どう見ても私には彼女に同意することはできませんでした。


なんでも、見たい映画があって障害者スペースではなく階段のあるリクライニング席の方に行き、あの重たい電動車椅子を介護経験もないイオンシネマの従業員さんに運ばせようとしたそうで。


シネマ側としてはNG出して、「今後はそういったことが可能な映画館に行かれてはどうか」と断ったことで彼女は憤慨したとのこと。


いや~…私これ見て、何年か前に同じような騒ぎを起こしたコラムニストを思い出しましたわ。

この方(Iさん)は旅行先で、でした。

小田原駅から乗り換えて熱海の来宮駅で下車したいので介助要請を小田原の駅員に申し出たそうですが来宮駅にはエレベーターやスロープはなく階段(しかもちょい長め)しかないのでもちろん介助経験がない来宮の駅員だけでは荷物もぶら下がった100kgくらいある電動車椅子を降ろすのは危険だし無理だと断られたことに腹を立てました。

結局ゴネまくったあとしかたなしに、小田原の駅員数名が来宮駅まで行き下車先の駅員数名がかりであの長い階段をIさんが乗った電動車椅子ごと降ろしていた…ということ。

しかし、Iさんは断られた時の状況が気に入らなかったのか旧青い鳥のアレに合理的配慮がどうのと投稿しまたたく間に炎上したわけです。


まぁこのIさんって方は、打線組めるほど他で傍若無人な振る舞いを行っていたみたいなんで炎上もいた仕方ないというか…。


場所が駅か映画館かって違いだけで、例のインフルエンサーさんも施設の場所まで晒してイオンシネマの従業員をSNSでボコボコに叩いた、というのが今回の騒動でした。



ではインフルエンサーさんの思い通りにやるとなると…

①映画館に資格持った介護士を数名置くしかない

②そうなるとものすごいコストがかかる

③車椅子を持ち上げるには当然何人か人手が必要になるから、他のお客様そっちのけで対応することになる

④そのうち誰かが怪我をするし車椅子使用者本人も怪我をする恐れがある

⑤お客が怪我をしたことにより、訴訟騒ぎもあり得る


この世の商業施設・駅・その他公共施設全てがバリアフリー化するのは100%無理なんですよ。

理想はわかるけど現実的ではない。


そして地球上の人間全てが、障害者にばかり気を取られてもいられませんよね。

もちろん、様々な事情で障害を持った方々は好きでなったわけではないので変に小さくなる必要はないし、こちらとしてもできる限り助けになれればとは思います。


ですがこういった事例に関しては、【障害者だから】という言葉を常に枕詞みたいに使って自分の我を通そうとしているところは、傲慢な性格を持った健常者と同じですから私は同意できないですね。


こういうヤバい人がいるから障害者は睨まれてしまう、そうならないように自分でなんとか頑張ろう

なるべく人の手を煩わせない工夫をしよう

ほとんどの障害者の皆さんはそう思ってるからこそ、余計肩身の狭い想いをしてるんじゃないかな。


ちなみに私は身体ではなく、精神障害の方ですけどいつも肝に銘じているのは「他所様を巻き込まないように生きること…」です。

てんかんの発作も、知らない人がいきなり目の前で起こされたらそりゃびっくりするし

例えば交通機関の車内でなったら、その便から他のダイヤにまで影響及ぼすし尋常じゃない人数の足を止めてしまうことになるんですよね。

都内だったら大変なことになる💦

それを避けたいから、発作起きないように抗てんかん剤飲んでその日を安泰に過ごせるよう努めておりますので…。


一度そのインフルエンサーさん、そして彼女らのような思想を持ってる人は障害あろうがなかろうが、「事が起こったその先」を想像してほしい…そう思っております。


みんな違って

みんないい


そこに自己中・傲慢は含まれませんよ…。