ハワイ語ではコキオ(Koki’o)、アロアロ(Aloalo)と呼ばれるハイビスカス(Hibiscus)
1500種とも2000種あるともいわれるハイビスカスだけどハワイ固有種は5種類だけなんだそうだ。
Endemic 人が訪れる前からある植物でハワイ諸島のみで見られるもの
ハワイの人々が愛し続けたハワイ固有のハイビスカスを知り、古代ハワイアンの生活に思いを馳せる。
元々ハワイにあった特有の花たち、今では街中では見ることも少なくなった貴重な花たち
黄色いハイビスカス ma’o hau hele(マオ・ハウ・ヘレ)
赤いハイシスカス koki’o ’ula(コキオ・ウラ)
白いハイビスカス koki’o ke’oke’o(コキオ・ケオケオ)
白いハイビスカス、コキオ・ケオケオにはアーノッティアヌス(オアフ島固有種)、ワイメアエ(カウアイ島固有種)、 トマクラトゥス(モロカイ島固有種)の3種類あります。
今朝、頼んでおいたマオ・ハウ・ヘレとコキオ・ウラの苗木が届きハワイ固有種4種が揃いました。
残るはトマクラトゥスで5種類完全制覇となるのですが...
まずはこいつらを上手く越冬させないと...
花は来年のお楽しみということで。
【マオ・ハウ・ヘレ(ブラッケンリッジー)】
現在のハワイ州花で黄色いハイビスカスです。
Beach Hibiscusとよばれるハウの仲間なんだそうです。葉っぱがハイビスカスぽっくないのが特徴的です。
【コキオ・ウラ(クレイー)】
実は1988年にマオ・ハウ・ヘレがハワイ州花になるまでは、こちらの赤いハイビスカス、コキオ・ウラがハワイ州花だったんです。
以前はラナイ島、ニイハウ島、カホラヴェ島を除くハワイ諸島のあちこちで普通に見られたそうなんですが、希少種となり観察する機会が稀になったことでハワイ州花の座を追われのだとか...
【コキオ・ケオケオ(ワイメアエ)】
マオ・ハウ・ヘレをハワイ州花に決める前、白花のコキオ・ケオケオをハワイ州花にしようとする動きもあったのだとか。
【コキオ・ケオケオ(アーノッティアヌス)】
オアフ島の固有種です。
こちらはハワイでもよく見かけます。
ワイキキでは、アウトリガー・リーフの前にも咲いています。
古代ハワイアンの特別な儀式の時の装飾に使われえていたそうです。
清楚でとても素敵なハイビスカスです。