Kinmokusei. | aloha-classic blog, after sunset ii.

金木犀(きんもくせい)の香りを嗅ぐと、

昔、実家で母親に「くせぇーんだよ!」と理不尽な悪態をついたことを毎年思い出す。

 

確か中学1年頃のことだ。

 

反抗期にはちょっとした事でも悪態をつき、いちいち母親に喰ってかかった。

 

あれから30年以上が経ち、

今となっては金木犀の香りにふわっと包まれると、母親を強く思い出す。

同時に、秋がきたなと言うことを感じる。

 

あの頃は、金木犀は秋の香りという事すら知らなかった。

 

8年半。

8年半前には、母親の味を何1つ料理する事ができなかったけど、

妹に少しずつ習い、今ではそこそこのバリエーションを自分で作れるようになった。

 

まともな手料理をしてあげたかった。

 

昨夜の仕事帰りに金木犀の香りを感じ、

今朝は、母親の味の味噌汁を飲む。

 

愛する2人の娘たち、真秀実と夏海佳には、

いつか手料理をふるまってあげたい。

 

腕前を磨いておこう。

 

さて。

世の中は土曜だけど、こちらは仕事が山積み。

美味しいコーヒーを淹れて取り掛かるとしよう。

 

 

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