日々是お気楽-yama1


仙人になりたい。


仙人は世俗を離れて山や森に住んでいるそうだ。霞を食べ、不老不死の法を修め、神変自在の術を身につけているらしい。


世俗を離れて山や森に住んでいる人は、どこにでも居る。ただし仙人ではなく変人と呼ばれる。霞を食べて生きている人は、見たことがない。不老不死の法を修めている割に、仙人はおしなべてジジイなのはおかしい。年取ってるじゃないか!と突っ込める。そこまで厳しい修行を重ね、それ以上年を取らないということかも知れない。常識でははかり知れない不思議な変化を自在に操るというのは、素直にスゴイと思う。

子供の頃から空想癖があるのか、夜、布団に入ってからいつも色々なことを考えていた。


もし自分がスーパーマンだったら…。

もし自分が透明人間だったら…。

もし自分がタイムマシーンを持っていたら…。

もし自分が魔法使いだったら…。


あれをやろう、これをやろう。とりとめもないことを考えているうち、いつの間にか眠りに落ちる。自分でも笑ってしまうのだが、これは大人になってからも続いている。


もし宝くじで3億円当たったら…。

もし道端で100億円拾ったら…。


どうもお金のことばかりで夢がない。

仙人の条件を見ると、ある日突然仙人になれるわけではなく、それ相応の厳しい修行が必要なので、これもかなり辛そうだ。昔から辛いのは好きではない。

もっとも、仙人には「浮世離れした人」という意味もあるので、それは可能性がないわけではない。


じっと見ていると仙人が暮らしていても不思議ではない、そんな気のする険しい山の風景…。

と思って、ちょっと離れてみたら、こうなった。


日々是お気楽-yama2


湯島天神の門前にある老木、朽ちて折れたのか、天変地異でこうなったのか。神変自在の力をもつ、仙人の仕業かも知れない。


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