文京シビックセンターへ出かけた帰り、BUBBA GUMP へ寄った。
BUBBA GUMP は one of my favorite restaurant で、Kona 滞在中も最低一度は足を運んでしまう。特にエビが好きなわけではないが、いかにもアメリカのレストランという雰囲気が気に入っている。気取らずカジュアルで、働いている若者達が明るく元気で気持ちが良い。キビキビと動き回る彼らを見ていると、こちらも元気をもらえる気がするのだ。日本の店も基本的な造りやメニューは変わらないが、ウエイターやウエイトレスに多少の照れがあるように思える。やっぱり、あの底抜けの明るさとシャキシャキ感はDNAのなせる技だろうか。一生懸命アメリカっぽく振る舞ってはいるのだが、どうしても「やってます!感」が出てしまう。
BUBBA GUMP はエビ料理が売りのレストランだから、もちろん何かしらのエビ料理をチョイスするが、僕はここのクラムチャウダーが一番好きだ。クラムチャウダーとサラダで、ほぼお腹いっぱいになる。なんせどちらもバカみたいに量が多いのだから。初めて Kona の店へ行った時は、どの程度の料理が出てくるか判らず、家族全員が一人一品づつ注文してしまい、とんでもないことになった。二人で上の4品と、写真にはないがシュリンプカクテルひとつで十分過ぎる量になる。これにお代わり自由のドリンクで満腹を通り越して苦しいほどだ。
妻はエビはやはり日本の方が美味しいと言うが、日本の店で使われているエビが日本で獲れたものとは限らない。今の時代、エビは東南アジアや韓国からの輸入品と考えるのが妥当だろう。ベビーリブが好きなので、どこの店でも、メニューにあるとつい頼んでしまうが、やはりスペアリブは Tony Roma's の方が数段美味しい。ソースが違うのだ。
店の中には何台ものモニターが設置されていて、一日中、トム・ハンクスの「一期一会」のダイジェスト版が流れている。あの映画はどこか痛々しさを感じてしまい苦手なのだが、食事をしながらチラ見するのは、懐かしい気持ちがしていいものだ。
食べる物を含めて、レストランはどんな環境にあるかで、善し悪しが決まる。東京のビルの中で、壁に囲まれた BABBA GUMP はちょっとかわいそうだ。やはり、波の音を BGM に、吹き抜ける風を感じながら、指先をソースだらけにして食べるエビが最高だと思う。
後楽園の店は、ガラスの向こうに噴水が見える。高層ビルの中の店に比べれば、まだましだが、テーブルに並んだ料理を見ていると、どうしても Kona を思い出してしまい、少し切なくなる。


