Jesus!
横断歩道を渡る途中、ふと視線を上げると、目の前に薬局があった。場所は千駄木、よく通る道だが、そこに薬局があることを初めて認識した。おそらく目には入っていて、記憶のどこかにインプットされてはいたのだろうが、はっきり「ここに薬局がある」とラベルは貼られていなかったのだろう。店舗の上、ビルの壁に掛かった看板に、これでもかという大きな文字で、「薬」と書かれているにもかかわらずだ。
道を渡り、改めて看板を見上げ、こみ上げてきた一つの疑問。それは薬局の名前だった。
「リボーン薬局」・・・?
カタカナで書かれているということは、もとは英語なのだろう。僕の頭の中で、二つの単語が渦巻き始めた。
Ribbon?
Reborn?
どっちだろう。
Ribbon はリボンだが、外国語に疎いと仮定すると、リボオンと言ってしまうかも知れない。そんなバカなとは思うが、可能性は捨てきれない。「リボン薬局」は店名として、少しも不自然ではない。Reborn はまさにリボーンだが、そうそう安易に思い浮かぶ言葉ではない。僕がひっかかったように、ちょっと不自然さが残る。
この薬局の薬を使えば、キリストのように復活出来ますぞ!という思いを込めたと、いうのだろうか?それならそれで、実にお見事なのだが…。
そのうち、暇が出来たら、店員さんに確認してみよう。

