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お台場へ出かけた。


何年振りだろうか。新橋から「ゆりかもめ」に乗り、レインボーブリッジを越えてお台場に降り立つ。10年ほど前、ニッポン放送がお台場にあった頃は、毎日のように通っていた。


「台場でハーレー乗りのイベントがあるんだけど、行く?」


電話をかけてきたのは、元ニッポン放送のディレクターで、現在はフリーで映画関係の仕事をしているハーレー乗りの友人だ。


会場はフジテレビの裏、かつて1日1000円で駐め放題だった駐車場の跡地だ。現在はアクアシティの建っている所も空き地で、そこも1日1000円で駐め放題だった。駐車場といっても簡単な金網で囲まれているだけで、舗装もされていなかった。一応砂利が敷かれていたが、車が跳ね飛ばしてしまうので、ほぼ地面が剥きだし状態だ。雨が降ればぬかるむし、風が吹けば土煙があがり、どっちにしろ車は駐めておくだけで汚れてしまう。1日1000円が高いのか安いのか、よく判らなかった。



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ハーレー乗りのイベントというだけあり、会場はライダーとその家族やガールフレンド達、中には逆のケースもあるのだろうが、とにかく人で溢れていた。誘ってくれた友人と二人、「ハーレー乗りがこんなに多いとは思わなかったな」などと話しつつ、会場に並んだブースを、一つ一つ回る。殆どがバイカー向けのファッション屋さんで、Tシャツやスウェット、ジーンズに革ジャン、ヘルメットにバンダナ、パーカーやブーツなどの店だ。大袈裟でなく人間が多く、ゆっくり商品を見て品定めしている余裕もない。それでも両手に大きな紙袋やビニール袋を提げた老若男女が、精力的に動き回っている。そもそも友人も僕も人混みが嫌いだから、すぐに疲れてしまった。



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食べ物の屋台もいくつかあり、ハンバーガーとエナジードリンクを買った。ところが、買ったはいいが、用意されているベンチは満杯で座れない。仕方なく、会場の表へ出て、ガードレールに腰掛けて食べた。


一息ついた後、もう一度会場を回り、「もういいよね」とゲートを出てヴィーナスフォートへ向かい、コーヒーを飲みながら少し話した。

この友人とは、ディレクターと作家という立場で、一緒に何本か番組を創った。普通、仕事を通じて知り合った人間とは、仕事が終わったとたんに付き合いも終わるのだが、どういうわけか、彼とは、仕事抜きでも付き合いが続いている。

大人になってから出来た、数少ない友人の一人だ。

子供の頃からの友人も勿論大切だが、大人になってから、何人、本当の友人を作れるかで、人生は大きく変わるものだ。


気持ちのいい秋晴れの下で、今日はいい1日だった。


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