日々是お気楽-toden


都電荒川線が好きだ。


秋の彼岸が近い。塔婆料とお経料を菩提寺へ納めるため、雑司ヶ谷まで出かけた。雑司ヶ谷までは幾つかのルートがあり、その日の気分で使い分けている。この頃気に入っているのは、JRで大塚へ出、そこから都電荒川線に乗るルートだ。正確に計ったわけではないが、恐らくこの方法が、最も効率的だと思う。


郷愁とか昭和を懐かしむという思いはないが、なぜか都電荒川線が好きで、機会を見つけては乗っている。車にしろ鉄道にしろ、とにかく速い方がスゴイ、一分一秒でも時間を無駄にしない。今、それが当たり前になっている。交通機関だけではない、社会全体が先を急いでいるように感じる。そんな中で、都電荒川線は、明らかに時代に逆行する乗り物だ。ゴトゴト、ガタガタ、のんびりゆったり走る。そのスローなペースが僕に合っている。時間さえ許せば、地下鉄で町屋へ出て、そこから雑司ヶ谷まで一時間近くかけてしたいくらいだ。


そんな都電荒川線に新型車両を発見。ルーミーでゆったりした車内は、クーラーの効きも素晴らしい。走行音も静かで、実に快適だ。初めて乗ったため、ワクワクするだけで終わってしまったが、次は、もう少し細部に渡って観察してみようと思う目


レトロな雰囲気がいい、昭和の情景が懐かしい、そんな頼りない人気に惑わされず、都電荒川線には、どんどん進化して欲しいものだ。


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