日々是お気楽-milk


CoCo の大好物。


CoCo とは我が家の黒猫。13才を過ぎ、血糖値が高くなってきた。以前飼っていた ChaCha が糖尿病になり、最後の2年間、毎日インシュリンの注射をし続けた経験が頭の隅をよぎる。気づいたのが早く、現在は毎朝の投薬で元気にしているが、この先どうなるのか、ちょっと心配だ。

猫の13才を人間に換算するといくつになるのか、正確には判らない。それでも、確実に僕より年寄りだろう。そんなわけで、最近は食事も高齢用に切り替えている。近所のスーパーには高齢のペット用餌がないので、定期的に一番近い量販店へ買い出しにいかねばならない。


先日、いつものように妻と二人で缶詰とカリカリを買いに行き、たまたま見つけたのがこのミルクだ。肥満・高齢用の「ペットの牛乳」、なんとオーストラリア産。これまで CoCo に牛乳を与える習慣はなく、CoCo 自身もそれほど興味は示さなかった。牛乳を与えなかったのは、以前、我が家に同居する年寄りが、冷蔵庫から出したばかりの冷たい牛乳を与えてしまい、お腹を壊したことがあるからだ。乱暴な話だが、CoCo を手なずけようと、家族に内緒で与えていたのだ。冷蔵庫でキンキンに冷えた牛乳を飲んだら、人間でもお腹を壊すことくらい判りそうなものだが、「猫なんか、味噌汁をぶっかけたご飯を食べさせておけばいいのよ」という時代の人は、そんなものなのだろう。人間用の牛乳を、そのままペットに与えること自体?なのに、ひどいものだ。そもそも CoCo 自身、あまり牛乳に関心がなく、少しなめただけで止めたらしいが、それでもお腹を壊した。


「CoCo が牛乳好きじゃなくてよかった。たくさん飲んでいたらひどいことになっていたよね」


とみんな思ったし、何より、CoCo は牛乳がさほど好きではないと、みんな共通の認識を持った。

ところが、試しに買ったオーストラリア産の「ペットの牛乳」は、どういうわけか彼の舌に合ったのだろう。大変なお気に入りなのだ。冷蔵庫の扉を開けると、大急ぎでやって来る。こちらの顔を見上げ、「ちょうだい!」と言う。料理をしていて、人間用の牛乳パックや生クリームのパックをてにするだけで、飛んでくる。パックを開けなければ常温保存出来るが、開けた後は冷蔵庫に入れるしかない。ちゃんと自分用の牛乳が冷蔵庫に入っていることを知っているのだ。紙パックであることも判っている。

冷えたまま与えるわけにいかないので、少し常温で温かくなってから彼の食器に注ぐのだが、その間、ずっと座って待っているのがかわいい。


オーストラリア産「ペットの牛乳」、もちろん、All Natural だ。