私は発達障害の特性として
カメラアイと映像記憶の良さがある。
若い頃はこの特性を恨んだりもした。
カメラアイと映像記憶の良さがあったから
私はフラッシュバックを起こし、PTSDを発症したと思っていたからだ。
正確にいうと今でもそれは変わらず思っていることです。
でも
カメラアイと映像記憶の良さに
今では救われることがあります。
例えば人の名前と顔、その人の声はすぐに覚えられるし
必ず一致しています。
これはコンサルティングという仕事をする上でとても大切なことだし
外部講師として仕事をする際にも役に立っています。
会議の資料も一度目を通すだけで、ほとんど記憶していますし
どこに何が書いてあるか、まで記憶しています。
よく会社では
「記憶力の高さで◯◯さんを越える人はいない。」
と言われて、私の記憶力の高さは評価され重宝されています。
私を長年苦しめてきた特性に
私は救われた部分もたくさんあります。
もしかしたら
自分を苦しめてきたものには
その苦しみを軽減するもう一つの役割があるのかもしれない。
苦しみは苦しみが解決してくれるのかもしれない。