批判覚悟で書きますが

私は自分がバカだったら良かったのに、と何度も思いました。


IQが高過ぎるから同世代のお友達が出来にくい。

IQが高過ぎるから手帳の発行は出来ない。

IQが高過ぎるから何でも出来るように見えて、わざと出来ないふりをしているように見える。


IQが高過ぎるから〜……。

を気が狂いそうなくらい連呼されてきた私は

バカだったら良かったのに、と思うようになった。


健常者ではない。

障害者だけれど手帳は発行出来ない。

じゃあ、私は何?誰?

発達障害者手帳があったら良かったのに、と何度も思った。

なぜに身体、精神、知的の手帳はあって、発達の手帳はないのか。

話に出ていた、議論もされていた。

なのに、厚生労働省が潰した。

ほしかったよ、私。

発達障害者手帳、ほしかった。


ギフテッドは

神様からの贈り物という意味があるらしいけれど

私は

皆が平等に受ける権利をほしかった。

普通で良かった。普通が良かった。

IQがいくら高くても

IQだけでは生きていけない。


今も私は望んでいる。

発達障害者手帳ができることを。

二次障害ありきで発達障害者手帳を作らないなんて馬鹿げている。

二次障害なんて、ないに越したことはないよ。本当に。

私は少なくとも二次障害はいらなかったから。

あって救われることなんて、何もないから。