「発達障害の特性だから〜……。」

という言葉は私は使わない。

発達障害という診断ラベルや発達障害の特性を

言い訳に使いたくない。

その言葉を前置きして、保険的には使いたくない。

言いたくなる時は、たしかにある。

その言葉だけを使って、全てをシャットアウトしたくなる時もある。

でも

その言葉を使ってしまうと

なんとなく嫌なことや腹立つこと、やりたくないことetc全てに使えるようになってしまう気がして

自分から全てを遠ざけにいくような気がして

私の中に確実にある発達障害を嫌いになりたくはないから

言い訳にも保険的にも使わないの。


いつの日か離れていくものなら別だけれど

これから先もずっと共生、共存していかなければならない障害なのだから

発達障害を嫌いにはなりたくはないし

今のまま、このままの私の価値を感じていたい。

私は発達障害であることを恨んではいないし、発達障害である自分に価値を見出している。

アスペルガー症候群、ADHD、サヴァン症候群。

全てを含めて私なのだから。

発達障害にも価値はある。