なんだろう。


私の会社にもいるのだけれど

仕事辞めたい辞めたい言っている人とか

疲れた連呼しまくる人とか。


不思議で不思議でたまらないのだけれど

辞めたいのなら、辞めたい辞めたい言っていないで退職願出せば良いのに、と思う。

辞める選択肢があるのだから、それだけでも幸せじゃないの?

何かあれば、辞めたいと口にする人は、辞めたら良いよ。

だって、その人と働く人が気の毒だから。

ほかのやる気がある人を採用した方が良いから。


疲れた疲れたって言うのもさ、当たり前なんだよ。

仕事していて疲れない人はいませんから。

仕事しに来ているんだよね。遊びに来ているわけじゃないよね。

だったら楽しいだけなわけないよね。

疲れて当たり前だよね。

私はあなたの疲れたを聞いて、疲れます。


って思ってしまう私……。

ドライな人間なのかなぁ〜……。

わざわざ人に直接は言わないけれど

そんな言葉を心で呟いています。


課長は、そんな私によく

「本当に平成生まれ?」

と聞いてくる。

考え方が昭和なのかしら……?


私が感情を失った看護学生時代。

今の時代でいうとパワハラ、モラハラの毎日。

ことあるごとに

「看護師じゃなくて、ただの人になりたいのか。」

気が狂いそうなくらい聞かされた言葉。

感情を失うと同時に、思考力も低下していたから

辞めるという3文字すら頭に浮かばなかった私。

とにかく耐えることに必死だった。

続ける以外の選択肢を知らなかった。


だからね

辞めると思えるのは、正常なんだよ。

辞めると思えるのは、判断力がまだ落ちていないんだよ。

だから、自分で判断出来るでしょう。


私は思考力も判断力も低下していたから

辞めるという言葉すら、頭にはなかったし

その判断力も決断力もなかった。


看護師の資格を得た私が

それと引き換えにした代償は本当に大きかった。


バーンアウト症候群に加え、重度の抑うつ状態、気分変調症、パニック障害、強迫性障害、転換性障害、PTSD、向精神薬依存症etc……


看護師資格と引き換えに

沢山の精神疾患を抱えることになった。


診断名が増えていくたび

主治医の先生に

「私は、精神疾患のデパートね。

こんなに沢山いらなかった。

何もない私を返してよ。何もない私に戻してよ。」

と言って、よく先生を困らせた。


「あーちゃんが悪いわけじゃない。」

と言う先生に

「じゃあ、誰が悪いわけ?誰のせい?」

「自己責任になるから、私が悪い方がまだ良かった。

私が悪くないのなら、こんなのひどすぎる。

私ではない誰かが悪いなら、その人が責任を取って私と変わってよ。」

と叫び続けたこともある。


でも、だから私は思うんだ。

自己責任で生きていけるって幸せなことなんだよ、って。

そんなこと、考えたことない人もいるかもしれませんが、本当に幸せなんだよ。

自己責任ではないことで、どうにも出来ないことで、苦しむのは、本当に本当に辛いんだよ。残酷なんだよ。