昨日は、看護師国家試験の合格発表がありました。
難易度高め、といわれていた第113回看護師国家試験。
全国の合格率は87.8%となり、4年ぶりに合格率が90%に届かなかったそうです。
私が受験した第102回看護師国家試験の全国合格率は88.8%。
私の代も90%には届かなかった。
あの当時は、過去10年で1番難易度高かったといわれていたからね。
でもね
厳しいことを言わせてもらうと
この看護師国家試験が社会に出るための第一関門であり
ようやく看護師人生のスタート地点に立っただけなんです。
そして、今回の国家試験でわかったように
丸暗記は国家試験には、通用しないです。
きちんと解剖学から生理学を理解し
正常と異常を知り、異常の場合に必要となる検査や考えられる疾患、を考える。
【きちんと知った上で、理解をする】
【理解してから覚える】
【考えながら解く】
この3点把握して勉強をし試験に挑めば
国家試験には必ず、合格します。
丸暗記は、通用しない。
それは国家試験だけではなく、医療現場でも。
生半可な気持ちでは生き残ることが出来ない看護師という世界で生きていくためには
自分の頭で考える(考えられる)力が、絶対に必要になります。
受験生の皆さん、お疲れさまでした。
合格した方は4月1日から看護師。
配属先もまだ、わからないままだと思いますが
必要最低限の知識は確認しておくと、自分自身が少しでも、安心して初日を迎えることが出来ます。
今回残念だった方は
ぜひ、来年も再挑戦していただきたいです。
看護師になるために3〜5年、皆さん頑張って学校へ通い、辛い実習も乗り越えたのですから。
看護師の世界は大変だし辛いことも多いですが
それでも看護師12年目に入る私は
【看護師は素晴らしい仕事】
だと断言出来ます。