13年前の今日。

我が国、日本での観測史上最大といわれる、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生しました。


今日で13年。


当時の震災を体験した人々にとっては

何年経っても、その苦しみは続いていて

何年経っても、忘れることの出来ない日だと思います。


この震災での聴覚障害者の死亡率は

聴者の1.7倍だったという報告があります。

音という情報源がいかに大切だったか。

音が聴こえない=情報を得られない。

情報が得られないことが、どれだけ不安だったか。


今では

TVのニュースに手話通訳のワイプが入っていますが

13年前には、それがなかった。

情報を知ることが出来ていたら

違っていたのかもしれない。


手話通訳のワイプにより

情報を得ることが出来ても

避難所では、そうはいかない。

まだまだ、改善すべきところが沢山ある。


今のわたしたちに出来ることは

この悲痛な震災が起きたこと。

当たり前の日常を、一瞬にして奪われた人たちがいる、ということ。

それらを忘れずにいることだろうと思う。