原稿用紙1800文字程度、A4サイズ1枚程度の原稿(コラム)の依頼があった。


この原稿は、書き終わり、発行されたら

福祉に携わる多くの人やご家族が

目を通すことになります。


頼まれたことは、とても嬉しかったし

有り難いことで、チャンスだとも思ったけれど

果たして

【私で、良いのだろうか……】

という疑問。


「なぜ、私なのでしょうか……?」

主任に聞いたら

「あなたにしか書けない内容だからだよ。

私も読むのを、楽しみにしています。」

と言われた。


私にしか、書けない内容。

私にしか、出来ないこと。


過去と今と未来。

すべてを完結に要約した原稿を書こうと思う。


誰かの役に立つためでも

誰かの心に響くためでもなく


誰かの記憶に残るような原稿を書きたい。

1人でも多くの人の記憶に残れば

きっと

考えてみることに繋がる気がする。


その結果が出るのは

5年後かもしれないし

10年後かもしれないし

もっともっと先かもしれない。


それは、わからないけれど

その時が来るまで、私は福祉の世界にいたいと思う。


今の日本の障害者福祉分野が、必ず変わる時が来ると、信じて。


医療ではどうにも出来ない、どうにもならないことが

福祉では、どうにか出来る時代が来ると、信じて。


病院は、生命を守る場所。

福祉は、生活を守る場所。